株式投資をする上で、配当金を目当てに買う株を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。



確かに、実際にお金が振り込まれると、リターンを実感しやすいです。



しかし、株式投資には「株価の値上がり・値下がり」もリターンに大きく影響を与えます。



今回は三菱自動車工業(7211)について、「1年前に100株買っていたとしたら、配当金・株価変動含めてトータルでリターンはどのくらいだったのか」を見ていきたいと思います。



それではまず、配当金について見ていきましょう。



■三菱自動車の配当金のリターン



三菱自動車の株式を2021年4月6日の終値(303円)で買い、持ち続けたとすると、2022年3月期の中間配当、期末配当の計2回を受け取ることができます。



なお、配当基準日を迎えた時点でリターンが確定したとします。



「アウトランダー」が人気の三菱自動車、株主は年間で本当はいくら得したのか【配当・株価】(2022年4月)

出所:三菱自動車工業株式会社 公式サイト



三菱自動車の2022年3月期の中間配当、期末配当(会社予想)はともに0円でした。



そのため、100株ベースの配当金のリターンは0円でした。



■三菱自動車の株式のトータル・リターン



2021年4月6日の終値は303円で、2022年4月6日の終値は313円でした。



100株ベースの株価変動によるリターンは+1,000円でした。



配当金が0円ですので、トータル・リターンも+1,000円、+3.3%となりました。



■まとめにかえて



三菱自動車の株式の年間リターンは小幅なプラスとなりました。



どのように感じられたでしょうか。



株価や配当金の動向など、今後も注目です。



■参考資料



  • 三菱自動車工業株式会社 投資家情報( https://www.mitsubishi-motors.com/jp/investors/?msclkid=a99d0a74a64c11eca407521bc4a9dbad )
  • 三菱自動車工業株式会社 株主還元( https://www.mitsubishi-motors.com/jp/investors/stockinfo/return.html )
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