「大師本線料金所」運用終了で“素通し”に

 首都高速道路は2026年5月11日、K1横羽線下りに設置されている「大師本線料金所」の運用を終了しました。料金所施設は一部レーンを封鎖しつつ、段階的に撤去する予定。

通行車には料金所跡で停まらず、“素通り”するよう呼びかけられています。

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 大師本線料金所は、かつてエリア別の一律料金区分であった首都高において、「東京線」から「神奈川線」への料金圏境となっていた施設です。しかし、距離別での料金制度へ移行してからは本来の役割を終え、手前の羽田入口から流入したクルマの料金徴収のみを行っていました。

 首都高は2026年4月15日、羽田入口にETC専用のコンパクトな料金所を設置することで、大師本線料金所の運用を終了すると発表していました。同施設は5月11日の22時をもって料金徴収を終え、まず全5レーンのうち右側の3レーンが封鎖されました。

 右側3レーンは2027年ごろまで封鎖され、当該部の建物が解体・撤去される見込みです。その後は左側の2レーンを封鎖し、同年度末までに残りの料金所施設を撤去します。その間、左側2レーン分には「料金所の建物は残りますが、停車せずご通行ください」と呼びかけられています。

 このため、料金所の建物は2026年5月下旬時点で、ほぼそのまま残っています。一方、ゲートは電光掲示板などの表示が消え、バーも開閉していません。現地では、車線の減少によって多少の速度低下が起こっているものの、大きな混乱はなく、通行車両はスムーズに料金所跡を“素通り”していました。

 ちなみに、大師本線料金所には「大師PA」が併設されていますが、こちらも料金所の運用終了と同時に、2027年度末まで長期の閉鎖に入りました。

 大師PAは首都高でも最小級のPAで、本線料金所の脇にあるわずかなスぺースに、建屋と駐車マスが置かれています。料金所に専用のレーンがないため、入場するためには、最も左のレーンを通過してすぐ左折、場合によっては通過後にバックして駐車しなければならない、珍しい形態のPAです。

 料金所は姿を消しますが、大師PAは2027年度末の撤去工事完了とともに、運用を再開する予定。その際には、旧料金所の手前から専用レーンでPAの駐車場に進入するよう改良され、利便性が改善される見通しです。

【ただの屋根に…!?】運用終了直後の「大師料金所」の姿(写真で見る)

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