ドローン事業の知的財産権などはNTTイードローンへ
 (株)ナイルワークス(さいたま市)は5月20日、東京地裁に特別清算を申請した。申請代理人は池田佳菜子弁護士(東京富士法律事務所、千代田区麹町3-3)。


 負債総額は約25億円。

 農薬や肥料散布などの農業用ドローン開発や販売を主軸に事業を展開。また、AIを活用した測量などファームソリューションのほか、農薬散布の依頼と受託のマッチングサービスなども手がけていた。しかし、研究開発にかかわる支出が先行していたうえ、ドローン機体の開発が計画から大幅に遅れたことで売上不振が長期化した。
 
 大手商社や輸送機器メーカーによる出資や貸付などの支援を得ていたが、人件費や開発費負担から赤字が累積。2024年12月期は売上高1億1020万円に対して、8億4375万円の赤字を計上し、21億8447万円の債務超過となっていた。
 
 こうしたなか、ドローン事業の知的財産権などを、NTT東日本(株)(新宿区)などが出資する(株)NTT e-Drone Technology(朝霞市、NTTイードローン)に譲渡した。NTTイードローンは、国産の農業用ドローン開発の中核技術として活用する意向。
 また、ファームソリューションやマッチングサービスなどの事業も他社への譲渡が完了したため、2025年11月28日株主総会の決議により解散していた。

※(株)ナイルワークス(TSRコード:013452126、法人番号:4011001103596、さいたま市南区四谷3-9-29、登記上:東京都千代田区麹町3-3、設立2015(平成27)年1月7日、資本金9782万7500円)
※NTT東日本(株)(TSRコード:294094121、法人番号:8011101028104、新宿区)
※(株)NTT e-Drone Technology(TSRコード:137491174、法人番号:7030001139712、朝霞市)

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