春の光が海原いっぱいに広がり、穏やかな陽気に包まれた4月17日。ハマグリを求めて、愛知県蒲郡市の竹島海岸へ向かった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・HAZEKING)
三河湾は潮干上がりが盛ん
三河湾は全国的にも知られる貝の好産地。竹島周辺には前島、沖島、梶島といった名だたる潮干狩り場が点在し、いずれも豊富な栄養に恵まれた好フィールドだ。
浅場でハマグリの稚貝を発見
まずは桟橋前でハマグリを狙ってみたが、見つかるのは殻長1cm前後の稚貝が中心。キープサイズとなる3cm以上の個体はなかなか顔を見せない。ハマグリは粘液を放出して潮流に乗り移動する性質があり、小型個体ほど浅場へ流されやすい。こうした状況では潮の流れを読むことが成果の鍵を握る。
当日の竹島は干潮に向かうにつれて南西から潮が差し込む状況。この流れの上流に大型が寄ると読み、干潟の南西端まで足を伸ばした。しかし、実際に掘ってみると貝影は薄く、思うような反応は得られない。
中型ハマグリ登場
見切りをつけて移動を開始。桟橋方面へ戻る途中、砂紋がはっきりと出た地層を発見した。試しにクマデを入れると、ほどなくして光沢のある貝殻が姿を見せる。
上がってきたのは殻長5cmのハマグリ。サイズとしては中型だが、ポイントを絞るうえで十分な手掛かりとなる一枚だ。ここを軸に周囲を広く探ることにした。
8cm級良型ハマグリが連発!
当日は解禁日とあって干潟は多くの来場者で賑わっていたが、大半は入り口周辺に集中している。狙いのエリアは人もまばらで、落ち着いて掘り進められる状況だった。丁寧に探っていくと、クマデの刃先が「カツン」と明確な手応えで止まる。ハマグリ特有の硬い殻が伝える感触だ。
すかさず左手を差し入れ、慎重に掘り出す。現れたのは殻長8cmの良型ハマグリ。泥をまとった丸みのある殻は鈍く光り、海と大地の境界をそのまま閉じ込めたかのような風格を備えている。その後も同サイズが連続でヒットし、一気に流れをつかんだ。
1時間で規定量到達
解禁初日という条件も重なり、採取量は順調に伸長。開始から約1時間でアサリと合わせて規定量上限の5kgに到達した。今回の潮干狩りでは、最大8cmを頭に約2kgのハマグリを確保。ハマグリは潮流によって分布が大きく変わるため、事前の観察が極めて重要となる。
風向きや潮位によって狙い場は毎回変化するが、干潟が現れる前の海況を見極めることで精度は大きく高まる。少し早めに現地入りし、潮の動きを読む――それが好釣果への近道だ。
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<HAZEKING/TSURINEWSライター>
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