■トヨタは6種類のSUVをラインアップ!
いま流行のSUV。日本において、トヨタは現在、おもに6つのモデルをラインアップする。これほどまでにバラエティに富んでいると、どれを選べば良いか迷ってしまう人も少なくないのではないだろうか? この記事では、それぞれのクルマの基本情報を今一度、整理してみたい。
■トヨタのSUVラインアップをおさらい
世界から評価される大型クロカン! ランドクルーザー
1951年に登場し、現行型で5代目となる。2021年8月2日にフルモデルチェンジを施して登場したばかりのモデルだ。予約をしても納車されるのは4年以上後になるとも言われているほどの人気を博している。ガソリン車とディーゼル車をラインアップし、価格は510万円~800万円(税込)。また、ライトデューティ版となるランドクルーザー・プラドもある。
日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞! RAV4
1994年に登場し、現行型で5代目となる。登場時は5ナンバーサイズで、クロスオーバーSUVの先駆けとして登場。現行型は全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1695mmにまで拡大されたが、その実力が評価され、2019-2020年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。ガソリン、ハイブリッド、PHVをラインアップし、価格は274万3000円~539万円(税込)。

高級感あふれる! ハリアー
1997年に登場し、現行型で4代目となる。乗り心地と快適性を兼ね備え、「高級クロスオーバーSUV」という新たなジャンルを開拓したモデルだ。3代目まではタカ科の鳥、チュウヒをモチーフにした専用エンブレムが特徴だったか、現行型より撤廃されトヨタエンブレムとなった。ガソリン、ハイブリッドをラインアップし、価格は299万円~504万円(税込)。

先進的デザインのコンパクトSUV! C-HR
2016年に登場し、現行型が初代となる。「トヨタの世界戦略SUV」のキャッチコピーからもわかるように、世界戦略車として世界100か国で展開される。コンパクトクロスオーバーSUVでありながら、クーペライクなルーフを持つなど、いままでトヨタ車にはない斬新なスタイリングを採用。

主力コンパクトカーのDNAを継承! ヤリスクロス
2020年に登場し、現行型が初代となる。コンパクトカー、ヤリスが築いてきた走る楽しさ、クラスを超えた質感を受け継ぎつつ、都市型コンパクトSUVを再定義することを目指し開発された。ヤリス同様、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を採用。ガソリン、ハイブリッドをラインアップし、価格は179万8000円~281万5000円(税込)。

ダイハツとの共同開発によって誕生! ライズ
2019年に登場し、現行型が初代となる。ダイハツとの共同開発によって誕生し、姉妹車はダイハツ・ロッキー。エンジン・プラットフォームともにダイハツ製だが、四輪駆動システムにはトヨタの「ダイナミックトルクコントロール」が採用されている。価格は167万9000円~228万2200円(税込)。

※今回ハイラックスはピックアップトラックとして除外
レクサスのSUVラインナップはこちら
(https://www.webcartop.jp/2021/06/705690/)
■トヨタのSUVの違いとは
パワートレイン
各モデルのパワートレインは以下となる。
ライズ:1リッターガソリンエンジン
ヤリスクロス:1.5リッターガソリン/1.5リッターハイブリッド
C-HR:1.2リッターガソリンターボ/1.8リッターハイブリッド
RAV4:2リッターガソリン/2.5リッターハイブリッド/2.5リッターPHV
ハリアー:2リッターガソリン/2.5リッターハイブリッド
ランドクルーザー:3.5リッターガソリンターボ/3.3リッターディーゼルターボ

ボディサイズ
各モデルのボディサイズは以下となる。
ランドクルーザー:全長4950-4985mm×全幅1980-1990mm×全高1925mm
RAV4:全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1695mm
ハリアー::全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm
C-HR:全長4385-4390mm×全幅1795mm×全高1550-1565mm
ヤリスクロス:全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm
ライズ:全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm
燃費
各モデルの燃費(WLTCモード・総合)は以下となる。
ランドクルーザー:7.9~9.7 km/L
RAV4:15.2~22.2 km/L
ハリアー:14.7~22.3km/L
C-HR:14.3~25.8km/L
ヤリスクロス:13.5~30.8km/L
ライズ:17.4~18.6km/L

価格
各モデルの価格帯は以下となる。
ランドクルーザー:510万~800万円(税込)
ハリアー:299万円~504万円(税込)
RAV4:274万3000円~539万円(税込)
C-HR:238万2000円~304万5000円(税込)
ヤリスクロス:179万8000円~281万5000円(税込)
ライズ:167万9000円~228万2200円(税込)
■目的別! トヨタのオススメSUV
このなかでもっともコンパクトなのはライズ。唯一5ナンバーサイズに抑えられている。スポーティな走りとスタイリッシュな見た目を実現しているのがC-HRだ。また、燃費で見るとヤリスクロスのハイブリッドモデル(30.8km/L)が圧倒的。ハリアーは初代から受け継がれる高級感が強みだ。またアウトドアで使用するなら、広い荷室と高い走破性を兼ね備えたRAV4がオススメ。さらなる悪路走破性を求めるならランドクルーザーが良いだろう。

■記事まとめ あなたはどのSUVに乗りたいですか?
基本情報を抑えても尚、迷ってしまいそうなほど、それぞれに異なる強みを持つトヨタのSUVラインアップ。ぜひ気になるモデルをチェックしてみてほしい!