トヨタのヤリスシリーズのSUVとして人気の高い「ヤリスクロス」。
どのような特徴の車なのか、また、グレード構成やカタログ価格はいくらなのかについて解説します。
- トヨタ「ヤリスクロス」は、燃費性能の高さなど、魅力が豊富
- トヨタ「ヤリスクロス」には、5つのグレードが設定されている
- トヨタ「ヤリスクロス」の新車は、190万7,000円からとなっている
トヨタ「ヤリスクロス」の魅力3ポイント
トヨタ「ヤリスクロス」の魅力を知るには、カタログ情報を見たり、メーカーのホームページなどをチェックするのがおすすめです。
ここでは、それらからわかるヤリスクロスの魅力を見てみましょう。
特徴1:ヤリスよりもゆったりとした室内
ヤリスクロスは、先だって登場したヤリスと同じコンパクトカー向けのTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム(GA-B)を採用し、ヤリスをベースとしたモデルではありますが、一回り大きなサイズ感になっています。
そのためヤリスよりも後席に余裕があり、後席の乗員が窮屈さを感じにくいのが特徴です。
また、荷室は390L(デッキボード下段時)の荷室容量を確保しており、コンパクトSUVとしてはかなり余裕があります。
シートアレンジをしなくても110Lのスーツケースなら2個を積載可能です。さらに、リアシートの真ん中部分だけを倒せる4:2:4分割リアシートを採用しているので、4人が乗車した状態で真ん中だけを倒し、ラグなどの長尺物を積み込めます。
荷室床面の高さを2段階に調節できる6:4分割アジャスタブルデッキボードと組み合わせて活用すれば、多彩なアレンジが可能です。
特徴2:世界トップレベルの燃費の良さ
トヨタの新世代の車づくりの思想であるTNGAに基づいて開発された、最大熱効率40%以上を実現する1.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載した新ハイブリッドシステムは、ハイブリッド世界トップレベル(2024年1月時点)の低燃費を誇ります。
またTNGAプラットフォームの基、低重心化&高剛性化されたボディに一新したサスペンションを採用。ヤリス譲りの軽快なハンドリングと上質な乗り心地はそのままに、安定性を高めドライバーの意のままになるクラスを超えた走りの良さを実現しているのもヤリスクロスの魅力といえます。
特徴3:安全性能の高さ
ヤリスクロスは2020年8月のデビュー時から駐車支援機能「トヨタチームメイト:アドバンストパーク」や、エアバッグが作動した際に自動的にブブレーキと制動灯の制御を行って二次衝突による被害軽減をサポートする「セカンダリーコリジョンブレーキ」といった、最新鋭の安全装備を採用しているモデルです。
2024年1月の改良時にはさらに衝突被害軽減ブレーキである「プリクラッシュセーフティ」に交差点での衝突回避・衝突被害軽減支援にも対応しました。
さらに、ブレーキだけでは事故の回避ができないとシステムが判断したとき、一定の条件を満たせばドライバーの回避操舵をきっかけに操舵支援をすることで衝突回避に貢献する「緊急時操舵支援機能」などが追加され、時代に合わせて安全性能を進化させています。
トヨタ「ヤリスクロス」中古車の価格
ヤリスクロスの2021~2023年式を相場をご紹介します。
・2021年式:185~265万円程度
・2022年式:205~265万円程度
・2023年式:185~305万円程度
ヤリスクロスで、自分に合ったカーライフを送ろう
ヤリスクロスはヤリスべースのコンパクトなサイズのSUVでありながら、広く使い勝手の良い荷室を備え、後席の居住性も上々です。
走行性能も高いうえ、ハイブリッド車は高いレベルの低燃費を実現しているので、日寿生活からレジャーまで、幅広いシーンで活躍してくれる1台といえるでしょう。
※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています