北海道信用金庫(本店札幌市)は2018年1月、道内の札幌信用金庫(札幌市)、北海信用金庫(余市町)、小樽信用金庫(小樽市)の3信金が合併して誕生した信用金庫。合併により店舗数(出張所を含む)は札幌市・道央圏を中心に80店舗、預金量1兆2,576億円、貸出金量6,410億円、自己資本比率18.26%(数字はいずれも2025年9月時点)で、信金としては道内最大規模である。
急速な人口減少の中、大同団結で対応
略称は「しんきん北海道」、本店は旧札幌信金の本店であり、合併当初、旧小樽信金・旧北海信金の本店には事業本部を置く、としていた。旧札幌信金が他の2信金を吸収合併した格好だ。
道内では2025年11月末時点で外国人を含む総人口が499万9439人となり、68年ぶりに500万人を下回り、急速に人口減少が進んでいる。その状況にあって金融機関として“まとまる”ことで対応し、道内経済を牽引していこうという考えだろう。
合併当初は「預金量1兆円規模の信金の誕生」と喧伝され、合併以降も預金量・貸出金量ともに着実に増やしている。合併当時88あった店舗は80まで減らし、スリム化も着実に進めてきた。ちなみに、旧札幌信金本店が新築されたのは2016年。竣工当時から“合併の青写真”を描いていた。
信用金庫としてM&Aを重ねてきた3信金
旧札幌信用金庫は1921(大正10)年12月、有限責任山鼻信用組合として設立した。その後、1934(昭和9)年10月に南札幌信用組合に改称する。
信組から信金への組織変更は1951(昭和26)年12月、同年6月の信用金庫法の施行に伴うものだった。信用金庫への改組と同時に札幌信用金庫に改称した。
その後、旧札幌信用金庫ではM&Aにより業容を拡大していった。1956(昭和31)年3月には北海信用金庫(3信金合併前の北海信用金庫とは異なる)を吸収合併し、時代は平成に飛ぶが2003(平成15)年1月には本店を江別市に置く石狩中央信用金庫と合併した。
2016(平成28)年5月、新本店ビルを竣工。そして当初示した時期どおりに2018(平成30)年1月、小樽信用金庫と北海信用金庫を合併し、北海道信用金庫に改称した。
合併した2信金のうち北海信用金庫は、1990年代から2000年代にかけて、長万部信用金庫、岩内信用金庫、道央信用金庫、夕張信用金庫、古平信用金庫との合併を重ねてきた。
小樽信用金庫は2000年代に小樽市内に本店を置いていた小樽商工信用組合の事業の全部を譲り受けている。それより何より、小樽はかつて日本の「北のウオール街」と呼ばれ、現在は金融資料館となっている旧日本銀行小樽支店があるという北海道きっての金融のまち。2信金とも、道内経済が縮小する中でのスケールメリットにも必要性を感じていただろう。
かつての道内ナンバーワン信金は?
3信金の合併により、道内信金で初めて預金量1兆円を超えた北海道信用金庫。猛追するのは、本店を旭川市に置く旭川信用金庫。北海道信用金庫の誕生までは、預金量道内ナンバーワンだった信金である。
その旭川信用金庫では、2025年3月期には2期連続で預金量1兆円を突破し、1兆123億円となった。もはや金融界では歴史の1ページとも思える1997年の“拓銀破綻”から約30年。
文・菱田秀則(ライター)
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