
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
ベテラン加倉正義(54)=福岡・68期・A1=の表情が〝救世主〟の登場でくるりと変わった。3日間ともセット番組が有力だった田村大が前検4日前に欠場。九州勢でいち早く検車場に姿を現していた加倉は、特選7Rのメンバーを見ながら悩みに悩んでいた。
ところが東日本で独りぼっちの内田英介から「任せてもらえるなら前々に頑張ります」という思いがけない提案を受けて、事態は急展開した。「うれしいですね。それでしたら番手で頑張ります」と混成ラインを組むことになり、難しそうにしていた顔は一気に晴れやかになった。▼特選7Rは、内田が「流れの中で捲りも出せる状態」と元気たっぷり。門田の抑え方次第では内田がハナを切っている可能性も十分で、そうなれば1着チャンスもありそうだ。3-4=156。
▼2R(川又裕樹) 兄弟子の上吹越俊一が「最近は捲りが出なくなってきた分、先行が増えてきた」。弟弟子が番手で恵まれて2-3=146。
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加倉正義は内田英介とラインを組むことになってひと安心