
優勝カップを手に優勝を喜ぶ鈴木竜士
京王閣競輪場の3日間GⅢ「東京オーヴァルカップレース」は28日、最終12Rで決勝が行われ、東日本勢4車の3番手から臨んだ鈴木竜士(31)=東京・107期・S2=がバックで自力に転じた番手・吉田拓矢をゴール前でかわしV。3日制で行われた小松島のミッドナイトGⅢ以来、通算2度目となるGⅢ制覇を果たした。
◆京王閣12R S級決勝
着
車
選手名
年
府県
期別
着差
決手
HB
備考
1
4
鈴木 竜士
31
東 京
107
差し
2
7
吉田 拓矢
30
茨 城
107
1/4輪
捲り
3
8
内藤 宣彦
54
秋 田
67
3/4身
4
2
荒井 崇博
47
長 崎
82
3 身
5
3
寺崎 浩平
31
福 井
117
タイヤ差
HB
6
5
小倉 竜二
49
徳 島
77
3/4身
7
9
三谷 将太
39
奈 良
92
1 身
8
1
眞杉 匠
26
栃 木
113
8 身
9
6
友定 祐己
46
岡 山
82
大差
3連単 7,340円(24番人気)
◆京王閣11R A級決勝
着
車
選手名
年
府県
期別
着差
決手
HB
備考
1
3
福元 啓太
28
大 阪
119
捲り
2
2
小川 将二郎
23
徳 島
121
1身1/2
捲り
3
6
井上 雄三
42
埼 玉
88
1 輪
4
7
吉田 昌司
27
埼 玉
111
3/4輪
HB
5
4
高本 和也
28
神奈川
121
3/4輪
6
5
紫原 政文
57
福 岡
61
3/4輪
7
1
内田 玄希
44
東 京
94
1/4輪
3連単 10,500円(46番人気)
■ヒーロー
地元の大声援を背に鈴木がこん身のハンドル投げでタイトルを手にした。「まずは離れないことだけを考えていこうと思った。最後は必死すぎて何も考えられなかった」。眞杉が前受けからレースを進めると、番手の吉田も道中シビアに位置を取りながら自力に転じ絶好の展開で最終コーナーを立ち上がった。
「2人におんぶに抱っこでしたけれど、状態も状態でしたし、1ミリも優勝できるとは思っていなかった。これまでの中で一番うれしい優勝です」。2020年5月に茨城から東京に移籍。5年越しでつかんだ地元でのGⅢ制覇に情が緩んだ。
約半月後には函館で行われるオールスター競輪(GⅠ)が控えている。