【小倉競輪・GⅢ吉岡稔真カップ】小林大介が大雨中止の7年前を回想「優勝のチャンスだったんですよ」


【記者コラム・造田大の大勝負】

 10日の北九州は警報が発令されるほど大雨に見舞われた。ドームバンクの小倉競輪場は停電しない限り開催に影響はないが、2018年7月のFⅠは大雨で開催打ち切りとなった。


 その節に参加していたのが小林大介(47)=群馬・79期・S2。「優勝のチャンスだったんですよ。残念でした」。杉森輝大(茨城・103期)が先頭の関東4車ラインの番手という絶好位置。「小倉は(地元の)前橋と同じドームだけど苦手。それを払拭するチャンスと思ったのですが…」。大粒の雨が降りしきる外の景色を窓から眺めながら当時のことを振り返った。

 番組に恵まれることが少ないのが当地不得意の原因らしいが、3日目5Rは107点ある佐藤一伸マークから差して1着。苦手意識を少しは払拭できたはず。「点数を上げたいので頑張ります」。特選回りの最終日もそこまで悪くない番組だけに、気合十分の走りに期待だ。

 ▼9R(小林大介) 福井勢の3番手を追走。
岸田剛の先行策が濃厚で、別地区なだけに前をかばうことなく前に踏む。5-19-169。

 ▼5R(野口裕史) 生粋の先行屋が番手回り。勝負どころでシビアにタテに踏めば上位着が見込める。7-4=129、7=129-129。

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【小倉競輪・GⅢ吉岡稔真カップ】小林大介が大雨中止の7年前を回想「優勝のチャンスだったんですよ」

3日目5Rを制した小林大介
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