【小倉競輪・GⅢ吉岡稔真カップ】櫻井正孝が林慶次郎-林大悟の兄弟連係に番手勝負「優勝を意識するならこれしかない」

林慶次郎のハコを巡って林大悟と競る櫻井正孝



 櫻井正孝(38)=宮城・100期・S2=が優勝を目指して鬼と化す。3日目11Rは橋本壮史-嶋津拓弥の後位追走から3着。
「4角出口で内を締められたし、いい判断ができた」。ライン3番手の仕事をこなして昨年6月以来となるGⅢ優出を果たした。

 決勝は東日本の自力型が不在。九州勢が6人、そして捲りが得意な原田研太朗に、得点で櫻井に勝る嶋津がマーク。単騎も考えられる構成で櫻井が出した結論は「林慶次郎君の番手ジカ勝負」だ。

 慶次郎にはスジで兄の林大悟がマーク。兄弟連係に競り込む形になるが、「申し訳ないけど勝ちに行くなら、この位置かなと。優勝を意識するならこれしかない。ルールの範囲内で頑張りたい」と理由を明かした。

 「慶次郎君もいいレースをしている。彼を買っているし、番手を取り切れば優勝もある」。前検日に誕生日を迎えており、今節はバースデー開催。
自ら最高のプレゼントを取るべく、林兄弟ら地元勢に立ち向かっていく。

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