【ボートレース福岡（サマータイム）一般】青木蓮「2年前より成長した姿を見せたい」強力機を相棒に好相性の福岡で再度の活躍を誓う

2年ぶりの福岡参戦を果たす青木蓮


　得意水面に帰ってきた。青木蓮（24）＝埼玉・129期・A2＝は今回が2年ぶりの福岡参戦だが、前回は超抜機を武器に節間5勝をマークする大活躍。
「福岡はいいイメージが残っています」。前回の再現どころか、上回る走りを見せるべくねじり鉢巻きだ。

　しかも、今回も前回と同様に手にしたのは近況上り調子の11号機。「行き足が良くてスリット付近がいい。Aランクのエンジンの感じがするし、やっぱり福岡は〝引き〟もいいですね」。機力の良さは6秒81というぶっちぎりの前検一番時計が証明している。大活躍の下地は既にでき上がっている。

　今期（5月～）は6月にFを喫しながらも、現在勝率は6.26とA1ペース。前期（昨年11月～今年4月）は勝率6.21と自己最高勝率をマークしながら、あと一歩のところで初のA1昇格を逃しただけに、同じ轍（てつ）は踏まないつもり。「F休み明けだけど、好きな福岡でエンジンもいいので一気に勝率を上げたい。余裕を持って期末を迎えたい」

　129期の養成所時代には7.36の高勝率をマークした逸材。前回登場時はまだ勝率は4点台だったが、A級昇格に優勝も2回と着実に実績を重ねて戻ってきた。
「前回よりも成長した姿を見せたいですね」。埼玉支部の未来を背負う超新星が、さらなるステップアップでドル箱水面からロングスパートに出る。（森　大輔）

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