武雄競輪のFⅠ「第27回井上茂徳杯」は最終日の3日、12RでS級決勝、11RでA級決勝を争った。

 S級決勝は打鐘から一気にスパートした北津留翼の追走から山田英明(42)=佐賀・89期・S1=がゴール前で追い込み、差し切った。
北津留が2着、九州ラインに加担して山田を追走した橋本強が3着で続いた。3連単は2番人気の360円。山田は4月の佐世保FⅠ戦以来、今年3回目、通算52回目の優勝。井上茂徳杯制覇は2020年の第22回大会以来、5大会ぶり2度目となった。

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 A級決勝は突っ張り先行の三木健正の番手から松下綾馬(28)=岡山・121期・A1=が直線で飛び出し、Vゴール。岡山ラインの3番手で追った柳谷崇が2着に続き、シリーズリーダーの小池千啓が3着に食い込んだ。松下は2023年6月の大宮FⅡ戦A級チャレンジ以来の通算2V。3連単は1番人気の1120円だった。

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