
【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】
当コラムではおなじみ、準優メンバーの準優突破率(直近20節)を見てみましょう。これは準優における勝負強さを数値化したものです。

1号艇トリオを上回る選手の有無が準優における波乱の起きやすさの目安で、この観点で言えば今回の準優は11、12Rが荒れやすく、10Rは堅く収まりやすいということになります。
最も数値の高い選手が波乱の使者なのは言うまでもなく、11Rは北川潤二、12Rは高野哲史が該当します。12Rは森永淳も高野と同じく60%オーバーと、かなりの勝負強さを誇るので高野と同様に怖い存在と言えるでしょう。
10Rは北山康介が66.7%と断トツで堅そうですが、ここで注目は長谷川巌。0%でデータ的には〝消し〟ですが、今回はエース50号機が味方。データを打ち破れるほどのとんでもないパワーであり、今節のレース内容はA1クラスと遜色ないだけに狙う価値はありそうです。