スマートフォンのカメラの望遠撮影と言えば、数倍から10倍程度が「つかえる画質」というのが常識でした。
しかし最近のスマートフォンは生成AIによる画像処理が高度に進化し、100倍でも十分見れる絵が撮れるのです。


さらにその倍率では物足りないのか、メーカー純正の数百倍のコンバーターレンズが登場。
これまでのスマートフォンでは不可能な望遠撮影が可能になりました。


市場最強カメラのX300 Ultra

340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

vivoX300 UltraはSnapdragon 8 Elite Gen 5をチップセットに採用する高性能なスマートフォンです。
カメラは広角が2億画素、3倍望遠が2億画素と、億クラスのカメラを2つ搭載。
超広角も5000万画素と、市場最強と言えるカメラ性能を誇ります。



またツァイスと提携しておりレンズ性能も高く、同社の過去の名レンズをシュミレーションした、様々なボケ効果も再現しています。
ポートレート撮影などに最適です。


スマホに装着する望遠レンズ

340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

このカメラをさらに最強にするのが、vivoが販売する「ハッセルブラッド・フォトグラフィーキット」と、400mmの望遠撮影を可能にする「G2 Ultraレンズ
X300 Ultraを超望遠撮影可能なカメラに変身させるキットです。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

レンズをつけた姿は、もはやスマートフォンとは思えぬ姿になります。
ちょっと昔の高倍率望遠撮影可能なコンデジのような姿ですが、X300 UltraがすごいのはAIによる手振れ補正がしっかり効くこと。
本体だけの100倍撮影はもちろん、レンズをつけた数百倍の望遠撮影も三脚不要なのです。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

ではこの望遠レンズ=テレコンバーターを使って、どんな絵が撮れるのか。
実際に香港で撮影してみましたが、恐ろしいほど遠距離でもしっかりと写すことが可能。
もはや驚きを超えて脅威と思えるほどです。


テレコンバーターレンズをつけると最低が400mm(17倍)、最大で8100mm(350倍)の撮影が可能です。


350倍望遠の威力は絶大

340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

香港と言えばビクトリアハーバー、九龍半島側から香港島側を撮影します。
ワンチャイにある展示会場です。
標準の35mmで撮ると、美しいビクトリアハーバーをしっかりと撮影できます。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

まずはX300 Ultra本体だけで、10倍(230mm)で撮ってみます。
特徴ある展示会場の建物がボケもなく写せました。
光学3倍の望遠レンズを内蔵していますが、デジタルでの10倍撮影も苦にしません。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

ここで100倍(2412mm)で撮影します。
これも本体だけで、手持ちでの撮影です。
画質はやや粗くなりますが、スマートフォンの画面で見る分には十分行けますね。



一方歩いている人はややボケています。
このあたりはAI処理が建築物などは得意とする一方、人や動物などはここまで倍率が高いと処理が難しいのでしょう。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

ここでG2 Ultraレンズを装着します。


装着すると400mm、800mm、1600mm、3200mmの撮影がワンタッチで行えます。
ここはあえて、本体だけの100倍(2412mm)を超える、140倍=3200mmで撮ってみましょう。
なんと対岸の人が、本体の100倍撮影よりもしっかりと写っています。
光学レンズによる望遠(400mm)+デジタルズームだと、この倍率でも十分な絵が撮れるわけです。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

そして最大の350倍、8100mmでの撮影です。
三脚は使わず手持ちです。
なんと壁のような建築物の銘板がぼやけながらも見えています。
全体のディテールはシャープを強めた画像加工処理がされているものの、十分見ることができますね。


140倍撮影が常用できる

340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

さすがに350倍、8100mmは撮影場所を選びます。
たとえばこの写真は、部屋の片側から布のカーテンを8100mmで写したもの。
なんと縫い目というか繊維らしきディテールが写ってしまいます。
やりすぎとも思えますが、AIによる生成加工はここまで進んでいるのです。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

一方140倍、3200mmなら「だいぶ遠いところをはっきりと写したい」という用途にかなり使える焦点距離です。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

木の間から遠くのマンションを3200mmで撮影。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

香港のサイゼリア店内、向こうのテーブルに見えるティッシュの箱を撮る。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

ロゴが印刷されていることがわかりました。
このように3200mm撮影は街中でも意外と使えそうです。


本体だけのカメラ性能も最高

340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

もちろんレンズをつけなくてもカメラ性能はとても高く、不満が出ることはないでしょう。
某有名ホテルのロビーを撮影してみました。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

やや暗い環境ですが、10倍、100倍でも十分すぎる画質の写真が撮れます。


340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

100倍を手持ちで使えるので、ちょっと遠い被写体も気軽に撮れます。


初のグローバル展開モデル

340倍の望遠撮影可能!「vivo X300 Ultra」のカメラを香港でテスト

X300 Ultraは、vivoとして初のグローバル展開向けの「Ultra」モデルです。
下位モデルとして「X300 Pro」と「X300」があり、これらは既に中国とグローバルで販売中。
一方、前モデルまでのUltraモデルは中国国内だけの展開でした。



vivoは日本に参入していないので日本からの入手は難しいものの、香港旅行時などぜひ家電量販店などでX300 Ultraのカメラ性能を試してみてください。


▼Photo & Written by Yasuhiro Yamane/山根康宏
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