◆第31回ユニコーンS・G3(5月2日、京都競馬場・ダート1900メートル、稍重)

 24年に東京の1600メートルから施行条件を変えて移設された3歳限定のG3は12頭立てで争われ、2番人気で岩田望来騎手が手綱を執るシルバーレシオ(牡、栗東・野中賢二厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が、ゴール前で差し切り、1勝クラスからの2連勝で重賞初挑戦Vを飾った。岩田望騎手はJRA重賞20勝目。

ルヴァンスレーヴ産駒はJRA重賞初勝利。勝ち時計は、1分57秒5。

 首差の2着は1番人気のメルカントゥール(川田将雅騎手)が続き、ルヴァンスレーヴ産駒のワンツー。さらに4馬身差の3着は追い込んできた5番人気のケイアイアギト(鮫島克駿騎手)だった。

  岩田望来騎手(シルバーレシオ=1着)「直線は手前を替えてから、(前を)とらえられるなという反応をしてくれました。あまりポジションを取れる馬ではないので、道中はリズム良く、向こう正面から徐々に上げていく感じ。前の前に2着馬(メルカントゥール)がいたので、それを射程圏に入れながら乗りました。未勝利を勝ってから2着が続いて、(良くなるのは)秋ぐらいからかなと思ったんですけど、本当にポテンシャルだけで重賞を勝ってくれました。無事にいけば大きいところも狙える馬なんじゃないかと個人的には思っています。

 (自身重賞20勝目)コンスタントに重賞レースを勝たせてもらってありがたいと思っていますし、ファンの皆様のおかげでこうやって無事に競馬ができていると思います。今後とも応援よろしくお願いします」

  野中調教師(シルバーレシオ=1着)「ちょっと手前を替えるまでに時間がかかった感じだったけど、強引に替えにいって、左手前に替わったらあっさりだった。4コーナーを回る時は勝ち負けだなという手応えで回ってくれたし、いろいろと課題はあるなかで勝ち切ってくれているところはポテンシャル(の高さ)だと思う。

前に比べたらどんどん良くなっているし、いい成長曲線を描いている。心肺機能の高さにまだ体がマッチしてきていないところがまだ若干あるので、古馬になってまた良くなりそう。

 (東京ダービーの優先出走権を獲得し)順調なら、せっかく権利を取れたからね。来週1週間くらい、しっかり馬の状態を見て、オーナーサイドと相談して決めたい」

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