〈カッとなり首を絞めて殺害と供述〉「お母さんはずっと旦那のことを信じていたのに…」捜索時からオドオドしていた養父は中学時代は優等生→高校ではサッカー部補欠で“フツウ”に【京都小6遺棄】
〈カッとなり首を絞めて殺害と供述〉「お母さんはずっと旦那のことを信じていたのに…」捜索時からオドオドしていた養父は中学時代は優等生→高校ではサッカー部補欠で“フツウ”に【京都小6遺棄】

京都府南丹市の山林に再婚相手の息子の遺体を捨てたとして死体遺棄容疑で逮捕された同市園部町の会社員・安達優季容疑者(37)が「カッとなって首を絞めて殺した」と供述していたことがわかった。安達結希君(11)の遺体は損傷が激しく司法解剖でも死因がわからなかったが、殺害された可能性が極めて濃厚になった。

府警捜査1課南丹署捜査本部は死体遺棄事件の証拠固めとともに、殺人事件とみて慎重に捜査を進めている。

部活はサッカー部だけど補欠、スポーツ万能という感じではなくて

集英社オンラインはこれまでの記事でも、優季容疑者が場面や相手によって態度を変えたり、暴力性を垣間見せたりする二面性があることを報じてきた。京都市東部の中学校時代には生徒会長を務めた「優等生」だった旧姓「山本」優季容疑者は、近くの京都市立高校に進学した。当時のクラスメートだった男性が、取材に応じてくれた。

「山本さんとは『おはよう』とか挨拶をする程度の間柄でした。僕が鉛筆や消しゴムを忘れる度に『貸して』とお願いしても、仕方なさそうな顔をするだけで文句も言わず『はい』と貸してくれました。

部活はサッカー部でしたけど補欠だったし、スポーツ万能という感じではなくて、もちろん主将とかの役職も特になかったはずです。でも練習は真面目に参加するタイプで、遅刻やサボったりはなかったと聞いています。身長は小さかったですね。165センチないんちゃいますか。

おしゃれでもないし、目立っていたわけでもないし、授業も真面目に聞いていたし、社交的すぎるわけでも、暗い感じでもない。成績が良かったかどうかも覚えてません」

ただ、凶悪な事件を起こすタイプには見えなかったという。

「彼には人を殺すような度胸も決断力もないのではと、今でも思ってます。

家庭環境については『おばあちゃんに育てられた』という噂をちらっと聞いたことがあるくらいです。生活があまり裕福じゃないという話は聞いたことはないです。ただ、そんな派手な遊びとかはしてへんかったです」

中学生まではリーダー的要素の強かった山本少年は、高校へ進学すると同級生の印象にもほとんど残らない“普通の人”に変容していたようだ。卒業後の消息についても、この同級生はこう語った。

「卒業後は年上の人と結婚したという話は聞いていて、京都市内に住んでたんとちゃうかな」

容疑者は捜索のお願いの時、必死な母親をよそに「他人事の印象だった」

優季容疑者が前妻と離婚した経緯を知る同級生らは見つからなかったが、彼が安達家に「婿」として加わり、11歳の少年の将来が絶たれた事実は覆すことはできない。小5当時の3月23日朝まで生存が確認されていた結希君は、満開のサクラを見ることもなく、6年生に進級することも叶わなかった。安達家のある知人がこう肩を落とした。

「行方不明になってからずっと、お母さんは『私にとって大事な子なんだ』と周囲に結希くんの話をしていました。一方で周囲の人や報道は旦那さんに疑惑の念を抱いていたと思いますが、少なくともお母さんは旦那さんのことを信じてる様子だったと聞いています。お母さん自身も一晩中家を取り囲むようにしている報道陣を『怖い』と漏らしていて、精神的に参ってしまっていると聞いています」

母親と優季容疑者から結希君の「捜索」を依頼された近隣住民は取材にこう答えた。

「まだ結希くんが行方不明の時にお母さんとお父さんに『宜しくお願いします』と頼まれました。その時もお父さんに関してはちょっと他人事という印象は受けました。

お母さんが必死な様子で頭を下げて声を振り絞っている横で、お父さんもペコペコと頭は下げるんですが、おどおどした様子で必死な感じではないというか……。おとなしそうで乱暴な事をしそうな感じには見えませんでしたが……」

後の捜査で明らかになったように、「捜索」を依頼していた優季容疑者はそのころには黒い車に結希君の遺体を積んで、遺棄場所を探して付近を走り回ってはランリュックを落としたり、スニーカーを捨てたりと偽装工作に余念がない状況だったのだ。再婚相手の愛情を手酷く裏切って「子どもを心配する家族」を装っていた養父は、皆が必死で捜索している時、何を思っていたのだろうか。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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