7月26日、元フェンシング日本代表で2015年世界選手権金メダリスト、現在は国際フェンシング連盟理事を務める太田雄貴(@yuki_ota_fencing)が、自身のインスタグラムで2025年世界選手権・トビリシ大会の感動の瞬間を報告した。

【画像】表彰式で並ぶ世界王者たちと共に微笑む太田雄貴

太田雄貴は、トビリシで開催された2025年世界フェンシング選手権において、男子サーブルでジョージアのサンドロ・バザゼが金メダルを獲得したこと、さらに女子フルーレではアメリカのリー・キーファーが初の世界選手権タイトルを勝ち取った歴史的瞬間を紹介している。

太田は国際連盟理事としてメダル授与の役割を担い、「選手たちの努力と情熱、諦めない姿を目の前で感じ、胸が熱くなった」と振り返った。自身の父親の誕生日という奇跡的な日にバザゼ選手が優勝したことに触れ、「まさに魔法のような瞬間」と感慨を報告している。

大会は現在も継続中であり、太田は「世界中のフェンサーたちの挑戦にぜひ注目を」とファンや競技関係者へメッセージを送っている。

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日本フェンシング界を牽引してきた太田雄貴は、競技者としての実績だけでなく、国際連盟理事として世界舞台に立つことでスポーツの精神を体現している。今回の投稿は、歴史的な優勝シーンを目の当たりにした感動と、競技への深い敬意が込められている。今後も彼が届ける視点と発信が、フェンシングの魅力を国内外に伝えるだろう。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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