幅広い世代から話題のドラマ「GTO」でメイン生徒役の鈴木百花を演じる大島美優。オーディションは昨年11月から約3カ月にわたって行われ、今年1月末、反町隆史がサプライズで合格を発表した。
周りから思われている自分と本来の自分との差に悩む百花について、「自分自身も共感できるところがある」と語る大島に、役作りへの思いや現場の雰囲気を聞いた。(前後編の後編)

【写真】ドラマ『GTO』に出演中、大島美優の撮り下ろしカット【8点】

――ドラマ「GTO」の出演はオーディションで決まったそうですね。

大島 「GTO」はオーディションの段階から演出の中島悟さんや、脚本の遊川和彦さんが指導してくださって、「もうちょっとこうやってみて」とアドバイスもくださって。オーディションは昨年の11月くらいに始まって、約3か月にわたって行われたのですが、その期間だけでも、どんどん成長できるような感覚がありました。

――オーディションの合格発表はサプライズだったとお聞きしました。

大島 今年の1月末に、最終オーディションと聞いて集まったら、それが合格発表会というサプライズでした。

――ということは会場に行くまで、まだ審査があると思っていたんですね。

大島 そうなんです! 事前に台本も渡されていなかったので、「何をやるんだろう……。後悔しないように頑張らなきゃ」という気持ちでいたら、いきなり「合格しました」と言われて。すぐには実感できなくて、うれしいという感情も徐々に湧いてくるという感じでした。しかもサプライズ発表をしてくださったのが反町(隆史)さんで。信じていいのか分からないくらいびっくりしました。


――初めて脚本を読んだとき、大島さん演じる鈴木百花はどんなキャラクターととらえましたか。

大島 とても明るくクラスのムードメーカーで、みんなに楽しんでもらうのが大好きな子だなという印象でした。楽しんでもらいたいという思いが強く、常に周りに明るく接して、面白いことをやろうと提案します。でも、周りから思われている自分と、本来の自分に差があって。その差をどうすればいいのか分からず悩んでいるんです。そういう時期って誰しもあると思うのですが、私自身も共感できるところがあるなと感じています。

――ドラマ全体には、どんな印象を持ちましたか。

大島 伝説の教師・鬼塚英吉が連続ドラマで28年ぶりに帰ってくるというだけでもすごいと思うのですが、それぞれの生徒たちが抱えている悩みは様々で、現代特有の悩みもあれば、百花のように、いつの時代でもある悩みもあって。人との関係、自分のこと、将来のことというのは普遍的なので、本質的なところは1998年から変わっていないのではないかとも思います。そういう問題や悩みに、鬼塚先生がどう向き合うのか、生徒自身がどうやって前に進んでいくのかが丁寧に描かれているなと思いました。

――反町さんと共演した印象についてもお聞かせください。

大島 カメラが回っていないところでも、ずっと鬼塚先生という印象で、熱くて、生徒たちと同じ目線に立ってくださる方です。
カメラが回っていないときも、たくさんコミュニケーションを取ってくださるので、すごくありがたいです。百花のメイン回である4話の撮影序盤で、反町さんと私の1対1のシーンがあって。私が動きもお芝居も上手くできなくて、何回もやり直しがあったんです。どうしていいか分からずに考え込んでいたら、反町さんが「ゆっくりやれば大丈夫だから」と言ってくださって、その言葉で落ち着くことができました。

――クラスの生徒同士の雰囲気はいかがですか。

大島 とても仲がいいです。休憩中も、お芝居の話や学校の話、世間話などもしています。撮影中は、みんな緊張感を持って切り替えて演じるので、すごくいい雰囲気で撮影に臨めています。

――百花を演じる上で、どんなことを意識しましたか。

大島 百花の内面的な部分が自分に似ているところがあるなと感じたので、共感できました。監督から、お腹からしっかり声を出すという指導をしていただいて、これまで私がやってきたお芝居の方法とはちょっと違っていたので、「GTO流」のお芝居に慣れるまでに少し時間がかかりました。ですが撮影していく中で、だんだん分かってきて、百花に対する理解も深まっていって、演じやすくなってきました。


――4話で特に印象的だったシーンは何でしょうか。

大島 雨の中を百花が走って逃げるシーンです。本当に危ないところはスタントの方がやってくださったのですが、自分でもびしょ濡れになりながら転がるようなアクションもやったので大変でした。でも、そうやって熱量をぶつけるのがGTOならではだなと感じました。

――最後に改めて、8月10日放送の4話について見どころをお聞かせください。

大島 思春期によくある、自分が思っている自分と、他人に思われている自分が違うという悩みは解決のしようがないこと。時間が解決してくれることもあれば、そうじゃないこともある。そういう問題に、鬼塚先生たちがどう寄り添い、百花自身がどう向き合っていくのかにぜひ注目していただけるとうれしいです。

▼「GTO」
カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜よる10時

出演:反町隆史 生見愛瑠 工藤阿須加 高橋メアリージュン 市川知宏 夙川アトム 近藤芳正 宇梶剛士 松嶋菜々子 ほか
脚本:遊川和彦
音楽:福廣秀一朗
主題歌:『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』反町隆史
エグゼクティブプロデューサー:安藤和久
チーフプロデューサー:河西秀幸
プロデューサー:永富康太郎 伊藤茜
演出:中島悟 松田健斗
制作協力:メディアプルポ
制作著作:カンテレ

公式サイト:https://www.ktv.jp/gto2026/
Instagram:https://www.instagram.com/gto2026summer/
TikTok:https://www.tiktok.com/@gto2026summer
X:https://x.com/GTO2026summer

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