レイカーズを売ったのはドジャースと同じオーナー——「売却はない」の裏に検察の影

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ロサンゼルス・ドジャースの筆頭オーナー兼会長マーク・ウォルター氏をめぐり、米連邦検察と証券取引委員会(SEC)が調査していると米紙が8月16日に報じた。支配下の保険会社から巨額資金を借り入れる際、財務上のつながりを隠していなかったかが焦点だ。

現時点でウォルター氏や関連企業は犯罪で訴追されていない。ロサンゼルス・レイカーズの売却合意も重なり、大谷翔平が所属する球団の行方に憶測が広がる中、スタン・カステン球団社長がこの憶測にどう応じたかが注目されている。



巨額融資の関係性を調査



国際通信社『ロイター』によると、米紙『The Wall Street Journal』は16日、連邦検察が4社に照準を絞っていると報じた。4社は、ウォルター氏が支配する複数の保険会社の間に立ち、融資の資金は4社が管理するとされる組織を経て、同氏の関連事業に充てられたという。



同報道によれば、保険会社のデラウェア・ライフと系列会社は2026年2月、ニューヨーク南部地区連邦検事局の捜査に関連して大陪審の召喚状を受け取っている。その後の内部調査では、関連当事者取引(グループ会社など近い関係先との取引)の開示に誤りが見つかっている。格付け会社Fitch Ratingsによると、修正後の財務諸表では関連会社への投資が現預金・投資資産の5%未満から約40%に増加した。



カステン社長は売却を否定



レイカーズを売ったのはドジャースと同じオーナー——「売却はない」の裏に検察の影
画像: カステン社長は売却を否定


『MLB.com』の報道によると、カステン社長は現地時間8月21日、報道陣に「ドジャースは売却されないし、売りに出てもいない」と明言。売却に向けた手続きも始まっていないとした上で、「勝つことだけを考えている」と続けた。



憶測が広がった背景には、ウォルター氏が125億ドル(約1兆9900億円)の評価額でレイカーズを売却することで合意したと8月12日に伝えられたことがある。カステン社長は、球団には自らを支えるだけの資金があると説明し、現在の球団運営や資金面には影響しないとの見方を示した。

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