W杯を観るため自転車で17カ国・1万7000キロ…アルゼンチン人サポーターの壮絶な旅路が話題に

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アルゼンチン人サポーターの旅の経過が、国際的に注目を集めている。



今月11日に開幕したFIFAワールドカップを目前に、3人の親友が9ヶ月以上にわたる自転車旅行を完遂した。

アルゼンチンの大手紙『La Nación』が伝えている。



彼らの目的はリオネル・メッシの最後のワールドカップを現地で観戦することにある。アルゼンチン代表への支持が、国境を越える移動を生み出した。



旅は昨年8月16日、アルゼンチン・エントレ・リオス州グアレグアイチュの市役所前から出発した。56歳のミゲル・シリオさんを中心に、ヤマンドゥ・マルティネスさん、ビセンテ・コンクリーニさんの3人が自転車で走り始めた。



出発時点では詳細な目的地は決まっておらず、北上する過程で17カ国を巡るルートが固まった。



ウルグアイ、ブラジル、パラグアイ、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビアを経由し、危険なダリエン地峡を越えてパナマ、コスタリカ、ニカラグア、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラ、ベリーズ、メキシコを通過し、米国に到着した。総距離は1万500マイル(約1万7000km)を超えたという。



毎日午前6時に起床し、大量の朝食を取った後、96~145kmを走った。各自転車には最大40kgの荷物を積んでの移動だった。コロンビアでは道路での爆破事件に遭遇し、24時間ホテルに避難したほか、転倒や胃腸のトラブルも発生した。「朝起きる場所はわかるが、寝る場所はわからない」という状況の下、未知の道を進み続けた。



6月初旬、ついにアルゼンチン代表の合宿地であるカンザスシティに到着。現地ファンから歓迎を受け、代表監督のリオネル・スカローニ氏やアルゼンチンサッカー協会会長のクラウディオ・タピア氏と対面した。



タピア氏は「アルゼンチン人の情熱に限界はない」とインスタグラムに投稿。現在、試合のチケットは入手していないが、セルヒオ・アグエロ氏との対談でメッシのサイン入りユニフォームを約束されるなど、彼らの旅は継続している。



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ワールドカップの熱気は日増しに高まり、メッシをはじめとするスター選手たちの活躍に世界中が注目している。



筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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