投資家心理が上向く流れ。米ハイテク株高が好感されたほか、中国ネット締め付けの過度な警戒感も薄れている。昨夜の米市場では、早期の米利下げ観測が強まる中、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.5%高と3日続伸し、2022年1月以来の高値を付けた。ネット締め付けに関しては、国家新聞出版署が22日、ユーザーの過剰消費を誘発することなどを禁止する「オンラインゲーム管理弁法」の草案を発表したが、同署は23日、新たな規制強化案は業界の健全な発展を促進する目的だとしたうえで、修正する余地もあると説明した。中国企業の業績成長も好材料。朝方公表された中国工業企業の利益総額は、今年11月に前年同月比で29.5%増加した。4カ月連続でプラス成長を維持し、増加率は10月の2.7%から大幅上昇している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、前営業日に急落したオンラインゲームを展開する網易(9999/HK)が10.3%高、騰訊HD(700/HK)が5.9%高と上げが目立っている。網易傘下の網易遊戯はこのほど、中国当局が発表したオンラインゲームの新規制案について、自社のビジネスに実質的な影響を及ぼすことはないとコメントした。指数関連以外のゲーム銘柄も軒並み上昇。ハンセン科技(テック)指数は2.3%高と他の指数をアウトパフォームした。
新興EV(電気自動車)関連も高い。
太陽光などエコ発電関連も物色される。北京能源国際HD(686/HK)が12.7%高、中国水発興業能源集団(750/HK)が9.2%高、福莱特玻璃集団(6865/HK)が5.6%高、信義光能HD(968/HK)が1.9%高で引けた。
上下水道やごみ処理など環境インフラ関連もしっかり。中国水務集団(855/HK)が8.7%高、北控水務集団(371/HK)が3.8%高、粤海投資(270/HK)が2.8%高、中国光大環境(257/HK)が2.1%高で前場取引を終えた。
半面、中国不動産セクターの一角は安い。越秀地産(123/HK)が4.5%、龍湖集団HD(960/HK)が3.7%、合景泰富地産(1813/HK)が3.6%、建発国際投資集団(1908/HK)が1.4%ずつ下落した。
一方、本土マーケットも反発。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











