25日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比9.47ポイント(0.23%)高の4120.28ポイントと続伸している。
 前日の好地合いを継ぐ流れ。
人工知能(AI)産業の成長期待などが引き続き支えとなった。中国では各企業のAI投資が活発化している。また、米半導体大手の好決算も追い風となった。マイクロンが米市場引け後に公表した3~5月期決算は大幅な増収増益となり、6~8月期の見通しも市場予想を上回った。ただ、上値は限定的。商品市況安を嫌気した関連銘柄の下げなどで、指数はマイナス圏で推移する場面もあった。25日の上海期貨交易所(上海先物取引所)で主要な非鉄金属の先物が連日で安く推移しているほか、昨夜のNY金先物は4日続落し、原油相場も大幅続落している。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテクの上げが目立つ。半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)とスーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が9.9%高、通信機器製造・販売の江蘇永鼎(600105/SH)が6.1%高、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が5.6%高で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が12.3%高。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は3.9%高と他の主要指数をアウトパフォームしている。連日で史上最高値を更新した。

 空運株も高い。中国東方航空(600115/SH)が7.0%、中国南方航空(600029/SH)と中国国際航空(601111/SH)がそろって6.3%、吉祥航空(603885/SH)が4.7%ずつ上昇した。保険・証券株、インフラ建設株の一角なども買われている。
 半面、非鉄や産金、石油・石炭の資源株はさえない。洛陽モリブデン(603993/SH)が4.8%、江西銅業(600362/SH)が4.0%、紫金鉱業集団(601899/SH)が6.3%、中金黄金(600489/SH)が5.0%、中国石油天然気(601857/SH)が3.7%、陝西煤業(601225/SH)が2.0%ずつ下落した。軍需産業株、銀行株、公益株、自動車株、不動産株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.11ポイント(1.85%)安の270.58ポイント、深センB株指数が2.67ポイント(0.24%)安の1127.85ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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