18日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比7.65ポイント(0.19%)高の3990.30ポイントと小幅ながら3日続伸した。
 前場は原油高を通じたインフレ懸念や金利の先高観で売りに押されたものの、中国経済対策への期待が下支えとなった。
前日までに公表された7月の月次経済統計が弱い内容となる中、当局が景気対策を急ぐとの見方が強まっている。市場関係者の間では、第3四半期(7~9月)内に預金準備率が引き下げられるとの観測も一部で浮上した。ただ、上値は重い。戦闘終結に向けた米国とイランの「覚書」が60日間の期限を迎え、ホルムズ海峡の正常化が困難になるとの見方が広がり、中東情勢の不安が相場の重荷となった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、農林水産株の上げが目立つ。甘粛敦煌種業(600354/SH)、 中農発種業集(600313/SH)、金健米業(600127/SH)がそろってストップ高。河北福成五豊食品(600965/SH)が7.0%高、新彊賽里木現代農業(600540/SH)が6.2%高で引けた。
 食品株もしっかり。安琪酵母(600928/SH)が2.0%、北京三元食品(600429/SH)が1.9%、維維食品飲料(600300/SH)が1.8%ずつ上昇した。ほか石油株、石炭株、アパレル株なども買われている。
 半面、印刷包装株は安い。上海紫江企業集団(600210/SH)が1.0%、上海龍韻文化創意科技集団(603729/SH)が1.1%、成都博瑞伝播(600880/SH)が1.3%ずつ下落した。
医療器械株、化学繊維株、船舶製造株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.30ポイント(0.11%)高の281.88ポイント、深センB株指数が2.08ポイント(0.18%)安の1170.93ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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