2026年8月11日、中国のポータルサイト・捜狐に「映画 ちいかわ 人魚の島のひみつ」を鑑賞した男性に小学生が特典をねだったことがネット上で話題になっていると紹介した記事が掲載された。
記事によると、日本のあるネットユーザーが自身の体験を投稿し、朝早く1人で「映画 ちいかわ 人魚の島のひみつ」を鑑賞し、映画館を出ようとした際、小学生くらいの女児から「映画の入場者特典を譲ってもらえませんか」と尋ねられたが、男性は「こんなふうに朝から一人で『ちいかわ』を見に来るおじさんは、もしかしたら変な人かもしれない。
記事は、「この言葉は自虐的にも聞こえるが、その裏にある防犯意識に、多くの日本のネットユーザーが真剣な議論を始めた。この男性の対応を支持する人々は『非常に大人らしい適切な対処だった』と評価している。もしそのまま特典を渡してしまえば、子どもは『見知らぬ人でも頼めば応じてくれる』という誤った認識を持ってしまうかもしれない」と述べた。
また、「外出先で見知らぬ人を警戒するというのは『すべての他人が悪人である』という意味ではない。相手がどのような人物か分からない以上、警戒することは必要である。実際、日本社会には幼い少女に異常な執着を持つ犯罪者も少なくないからだ」と指摘した。
さらに、「防犯面以外にも、入場者特典そのものが希少価値の高い商品である点も話題となった。実際、こうした特典はすでにフリマサイトなどで5000円ほどの価格で取引されている。もし保護者が子どもに映画館の出口で見知らぬ観客から特典をもらうよう促しているのであれば、それは好ましくない習慣につながりかねない」と危惧した。
記事は、「この出来事が日本で大きな話題となった理由の1つは、おじさんが1人で『ちいかわ』を見るのは変だという男性自身の発言にもあった。これを受けて、大人はもう『ちいかわ』を好きでいてはいけないということなのかと受け止めた人も少なくなかった」と紹介した。
一方で、「この言葉は大人の『ちいかわ』好きを否定するものではなく、子どもへの注意喚起として発した言葉である。彼はあえて自分を『変な人』と表現することで、子どもが今後、見知らぬ大人に対してもう少し警戒心を持ってほしいと考えたのだ。本当に危険な人物ほど、自分から『自分は危険だ』と名乗ることはない」とした。
そして、「最後に筆者が思うのは、大人であれ子どもであれ、趣味は人との距離を縮めるきっかけにはなっても、基本的な防犯意識に取って代わるものではないということである。この男性は、自虐を交えた言い方で、子どもに『見知らぬ人には簡単に近づいてはいけない』と伝えた。おそらく、それこそが今回のネット上の議論の中で、最も心に留めておくべき点なのであろう」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)











