中国高速鉄道の乗客が「隣席の親子連れにスペースを侵食された」とSNSで訴え、議論を呼んでいる。

中国メディアの視点観察によると、ある乗客が先日、高速鉄道の2席並んだ座席の窓側に座っていたところ、通路側に親子がやってきて座った。

その乗客はイヤホンをしてうとうととしていたものの、ふと目を開けると隣に座った子どもが中央のひじ掛けを上げて2席の間に座り、その乗客の座席にまで侵入してきていた。

その乗客は当初、「子どもが私の座席の端に少しかかって座るくらいなら仕方ない」と思っていたものの、子どもが体を絶えず動かしながらどんどんと窓側の席へと体を押し込んできた。さらには、目の前に体を乗り出し、窓枠に手をかけるような姿勢で外の景色を眺めることもあったという。

その乗客は結局、約3時間の乗車中ずっと我慢を強いられたようだ。鉄道プラットフォーム「12306」のカスタマーサービスは本件について「無料で乗車する子どもは座席を使用することができず、同伴する大人と一緒に座る必要があり、他の乗客の座席を使用することはできない」とし、「同様の状況に遭遇した場合は、乗務員に連絡して対応を求めてほしい」と呼び掛けた。

また、鉄道の規定について「大人1人につき、6歳未満で座席を単独で使用しない子ども1人を無料で同伴できるが、子どもが単独で座席を使用する場合は、6歳未満でも子ども用の乗車券を購入する必要がある。また、6歳以上14歳未満は子ども用乗車券が、14歳以上は大人用乗車券が必要になる」などと説明した。

中国のネットユーザーからは「子どもが大騒ぎしなければ受け入れられる」「こういう状況でこちらの席が少し狭くなるのは許容できるが、前提として保護者から気遣いのひと言が欲しい」との声がある一方、「貧乏な上に民度も低いのではどうしようもない」「高速鉄道の座席は『共用』じゃないぞ」「よく我慢できるな。もし私ならとっくに相手を罵倒してる」といった声も上がった。

また、あるユーザーは「鉄道会社は『無料』と言うのなら、子ども(単独)の座席を用意すべきではないか。彼らが言う『無料』というのは単に子どもを荷物扱いして人数にカウントしていないだけ」と主張し、多くの共感を集めた。(翻訳・編集/北田)

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