中国とカザフスタンの共同考古チームは今年7月、カザフスタンのマルカコル湖地域でアルタイ山脈周辺の考古学的調査と発掘作業を初めて実施しました。

この共同考古チームは、中国側のシルクロード考古学協力研究センターとカザフスタン国立のアリ・ファラビ大学によって結成されました。

チームはトスカイン1号墓地にあるパジリク文化の墳墓2基の体系的な発掘調査を行いました。墳墓2基はいずれも程度の差こそあれ盗掘の被害を受けていましたが、人骨や土器、金箔片、馬骨、鉄製馬具など、重要な遺物が多数出土しました。これらはマルカコル湖地域におけるパジリク文化の墳墓制度、葬送習俗、物質文化を考察する上で貴重な実物資料です。チームは発掘エリア周辺での体系的な地域調査も実施し、パジリク文化期の墓葬50基以上を確認し実地調査しました。
中国とカザフスタンが共同で考古調査を実施、パジリク文化の謎に挑む

今回の共同考古学プロジェクトは、マルカコル湖地域のパジリク文化やアルタイ地域の初期遊牧文明を深く理解するための新たな資料を提供しただけでなく、国境を超えた考古学研究の枠組みの構築や、ユーラシア草原での文明交流の研究を進める上での重要な基礎を築くものです。(提供/CGTN Japanese)

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