社会や科学が発展した今の時代、縁起を担ぐという習慣は昔に比べると少なくなったように思える。また、縁起が悪いからとタブー視されてきた行為に対しても、昔に比べれば寛容になっている。
そして、歴史のなかで廃れていったものも少なくない。

 中国メディア・今日頭条は26日、「江戸時代に武士がキュウリを食べなかった理由が、おもしろい」とする記事を掲載した。記事はまず、古代の日本とキュウリにまつわるエピソードを紹介。平安時代に疫痢が蔓延した際、国内で牛頭天王を祭ることが流行し、供え物として「木瓜」が用いられたがこれが後々キュウリと誤って伝えられることとなり、現在では7月になると日本各地の八坂神社でキュウリを供える祭りが開かれると伝えている。

 そのうえで「江戸時代になると、武士はキュウリを食べることを禁忌とされ、刀でキュウリを切ることは謀反の大罪と考えられた。その理由がおかしいのだ」と説明。その理由について「徳川家の家紋である三つ葉葵と、キュウリの断面が似ているため、キュウリを切って食べることは徳川家への冒涜になると考えられたからだ」と紹介した。

 実際に当時の武士たちがキュウリを食すことを完全に禁忌としていたかについては、さまざまな意見があるようだ。ただ、現代において一定期間キュウリを食べることを禁忌とする人たちが確かに存在する。その代表は、いずれも7月に行われる京都祇園祭、博多祇園山笠の関係者や現地市民だ。その有力な理由とされているのが「御神紋がキュウリの断面に似ているから」なのだという。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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