香港メディアの香港01は17日、新幹線や高速鉄道に関する5つの豆知識を紹介する記事を掲載した。

1つ目は、台湾高速鉄道の座席の背もたれ上部に設置された突起についてで、記事は「多くの人が通路に立っている乗客のための『手すり』だと思っているものの、鉄道に詳しい関係者によると、終着駅に着いた際、車掌や清掃スタッフが座席を180度回転させる際に握る部分とのこと。

つまり、乗客のための設備ではなく、スタッフが作業を効率的に行うために設計された実用的な仕組みなのだ」と紹介した。ただ、週刊誌「女性自身」によると、新幹線の座席にある同様の突起について、JR東海の広報部はその用途を「手すり」と回答している。

2つ目は、日本の新幹線の車掌がホーム上で宙を指さしていることで、記事は「日本で車掌や係員が何もない空間や信号機、ドアなどを指差しながら、何かをつぶやいている姿をよく目にする。一見すると不思議な光景に感じられるが、これは日本発祥の『指差確認(指差呼称)』というものだ」と説明。「長年、同じ作業を繰り返すことで慣れてしまうのを防ぐ目的で、目で見る、指で差す、声に出す、耳で聞くという一連の動作によって注意力を強制的に高めている。実験では人為的ミスを85%低減できるとされており、乗客の安全確保につながっている」と伝えた。

3つ目は、中国高速鉄道の列車番号「D」と「G」の違いについてで、記事は「運行速度や停車駅の数に違いがある」と紹介。中国当局のウェブサイト「北京党員教育網」によると、「D」は「動車(Dongche)」、「G」は「高速動車(Gaosu dongche)」の頭文字だという。厳密には「G」がそのまま「高速鉄道」を意味するわけではないが、一般に「G」が付く列車は「D」が付く列車よりも速度が速く、停車駅も少ないそうだ。

4つ目は、中国高速鉄道の座席番号に「E」がないことで、記事は「飛行機の座席配置の考え方を取り入れている。国際的な航空業界の慣例では、AとFは窓側の座席、CとDは通路側の座席となる。一般的な旅客機は1列に6席(A・B・C-D・E・F)が配置されているが、高速鉄道では5席であるため、3人掛け側はA・B・C、2人掛け側はD・Fと表示されている」と解説した。

5つ目は、中国高速鉄道の「無座券(席なし券)」についてで、記事は「一般に『立ち席』と考えられがちだが、実際にはイコールではない」と説明。「北京党員教育網」によると、荷物棚の下に「座席情報表示ランプ」があり、緑色が点灯している場合は同区間の座席が購入されていないことを示しており、「無座券」でも座ることができる。一方、黄色の場合は次の駅でその座席を購入している乗客が乗ってくるため一時的に利用可、赤色の場合はその座席の購入者がすでに乗車しており利用不可となる。記事は、「表示ランプの意味を理解していれば、『無座券』の乗客でも目的地まで快適に座れる可能性がある」としつつ、「座席情報表示ランプ」があるのは一部車両のみであるため注意が必要とも呼び掛けている。(翻訳・編集/北田)

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