日本サッカー協会(JFA)は24日、日本代表の監督人事に関する記者会見を実施した。

 FIFAワールドカップ2026・ラウンド32敗退で終えた日本代表は、来年1月に行われるAFCアジアカップ2027終了後に森保一監督が退任するとともに、後任に大岩剛氏が就任する。


 JFAは、4年後に向けたテーマとして「継承と進化」を掲げた。その最初の解答が、8年間指揮した森保監督の後任に大岩氏を任命したことだ。パリオリンピックのU-23日本代表を率いたほか、現在もロサンゼルスオリンピック世代のU-21日本代表で監督を務める同氏の選定理由について、山本昌邦技術委員長は、「日本代表がこれまで積み上げてきたもの、変えることが目的ではありません。森保監督のもと、日本代表は大きな成長を遂げました」としつつ、「FIFAランキングも森保監督が引き受けてくれた2018年は50位以下でしたが、今は17位にまで上昇させてくれました」とした上で、「日本サッカーは確実に成長、前進できています。だから私たちに必要なことはゼロから作ることではありません。これまで培ってきた経験、情報、信頼関係、代表とアンダーカテゴリーの連続性を継承しながら、その先に進むことだと思います」とコメントした。

 続けて、「若い選手の突き上げを作ること、より多くの選手をラージグループとしてつくること、アンダーカテゴリーとの一貫性をさらに高めていくこと、日本代表として世界と戦い続ける、この文化を発展させていくこと」と“継承”の重要性を説き、「こうした方向性を実現していく上で、大岩監督はこれまで実績、成果によって適正を示してくれています。アンダーカテゴリーの育成・強化、世代交代の取り組み、国際大会の経験、日本サッカーへの理解。我々が掲げる方針を体現してくれる人物と判断しました。そして、W杯で過去最高の結果を出していく、そのために必要なのは継続であり進化であり躍進だと思います。私たちはその未来を実現するため、今回の大きな決断をしたことをお伝えします」と述べている。
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