チェルシーは今夏の移籍市場最終日にアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスをマンチェスター・シティにプレミアリーグ史上最高額タイとなる1億2500万ポンド(約265億円)で売却し、モナコからセネガル代表MFラミン・カマラを4700万ポンド(約100億円)で獲得することで合意していたが、最終的にモナコが取引を中断したため、E・フェルナンデスの代役を獲得することはできなかった。
それでも、欧州大会がない今シーズンのチェルシーの中盤には、エクアドル代表MFモイセス・カイセドや、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィア、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、アルゼンチン代表MFバレンティン・バルコらが在籍している。
さらに、本職が右サイドバック(SB)ながら、昨季から中盤として数多くプレーしているR・ジェームズも、X・アロンソ監督が3-4-3のシステムを多用する見込みとなっていることから、中盤としてより重要な役割を担うことが予想されており、活躍が期待されている。
そんななか、自身もかつて世界屈指のMFとして活躍したX・アロンソ監督は、チームのキャプテンであるR・ジェームズが世界最高のMFの一人になれるかと問われると、「そう思う。彼はそのポジションでのプレーに非常に馴染んでいて、自信も持っていると思う」と中盤の選手としての飛躍に大きな期待を寄せていることを明かした。
「彼にはそこでプレーするだけの知性がある。周囲のチームメイトと連携し、ボールを受ける前と受けた後に何が最善のプレーかを見極める知性を持っている。そうした状況判断能力も備えている。彼が中盤で素晴らしいプレーを見せたのを覚えている。だから、我々は彼をそこで起用していくつもりだ。主力ミッドフィールダーとして、多くの出場時間を得ることになるだろう」
「彼がそこでプレーできることはわかっていた。ニューヨークで行われた前回のクラブW杯決勝を覚えている。
「チームのニーズと、チーム内での彼の役割という点もあると思う。先月のフルアム戦を覚えているけど、精神的な面やキャプテンとしての影響力、中盤でのリーダーシップという点で、彼はあらゆる局面に関与しやすく、重要な役割を担えるからね」
続けて、X・アロンソ監督は「私から見れば、彼は身体的にもフレッシュで、準備は万端だ」とR・ジェームズが中盤の優れた選手になるための資質をすべて備えていることも強調した。
「彼はプレミアリーグで戦ってきた選手だから、その点については何の問題もない。ミッドフィールダーというポジションは、常に試合の流れの中に身を置くことになるため、数多くの細かい判断、それも正しい判断を下すことが求められる。プレーの核心に近い位置にいるわけだから、ただ歩いているだけでは務まらない。だからこそ、リースは試合にしっかりと関与できているんだ」
「彼はすでに自分がどこにいるべきかを理解している。周囲のチームメイトを助ける能力も持っているし、その存在感は私にとっても非常に重要だ。チームメイトからの信頼も厚く、彼が何かを指示すれば、みんなが耳を傾け、彼に従うんだ」

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