12日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・後10時)に俳優の小日向文世(72)が出演。下積み時代について明かした。

 小日向は、自身がブレイクしたドラマ「HERO」に出演した際は47歳だったと話し、「47歳までは借金生活ですからね。42歳で(所属してた)劇団が解散したときは、まだ借金はなかったですね。貯金はなかったけど借金はなかった。そこから仕事がなくなるわけじゃない、オファーが来ないから。そこから借金生活ですから」と明かした。

 19年間所属していた「自由劇場」が解散となり、小日向は舞台の世界から映像の世界へと主戦場を移すが、そこからの5年間で連続ドラマでの出演は1本のみで、生活のために事務所から給料を前借りして過ごしていたという。「女房がお金がなくなると『お金がないよ』って言うわけですよ。(お金が)ないんですよ、仕事がないから。だから『給料の前借りお願いします』って言って。最初の頃はチビチビ借りてたんだけども、何度も言うのも面倒くさいから1回に数百万借りてた」と告白。「『HERO』の頃からですよ、借金をせずに回り始めたのはね」と振り返った。

 「たまたま『HERO』って作品をオファーされて、そこから動き出したって感じですかね」と人生の転機についても触れ、オファーのきっかけを聞かれると「多分それは三谷幸喜さんの舞台で『オケピ!』っていうんですけど。

それに出演したときに、音をまちがえるところを『鼻がかゆくて音間違えちゃった』とかって、そういう言い訳をするピアニストっていう面白い役だったんですね。それを、プロデューサーの目について『HERO』に声をかけていただいた。仕事が来れば、それに対して応えられるっていうことは自分の中でも何となくね、劇団時代19年、そこで培ったものはきっと無駄にはならないっていう思いはある」と語った。

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