◆第58回函館2歳S・G3(7月19日、函館競馬場・芝1200メートル)=7月14日、函館競馬場

 2024年開業の栗東・高橋一哉厩舎が2頭出しで厩舎初の重賞制覇を狙う。追い切りを翌日に控えた14日、函館競馬場で軽めの調整を行った。

 ダイシンドラゴン(牡、父ビッグアーサー)は、地元出身で開催リーディングトップ(12勝)に立つ丹内祐次騎手と新コンビ。児玉厩務員は「騎手頼みですね(笑)」と11日にJRA史上4人目となる1~4Rの4連勝、自身初の1日5勝と大暴れの鞍上に期待を寄せた。

 6月13日の函館でのデビュー戦(芝1200メートル)は直線で窮屈になる場面があって5着。同じ舞台での28日未勝利戦は、1番人気に応えて2馬身差の完勝だった。「デビュー戦は佐々木くんも『下手に乗ってしまった』と言っていましたし、あれくらいは走れると思っていました。前走は前に行かず後ろに控えて、先々につながる競馬を教えてくれた」と評価。「使いつつ良くなっていますし、Wコースでも全然、動けるので雨で湿ったり、荒れた馬場もいいと思います」と同厩務員は力を要す馬場はプラスと捉える。

 僚馬と同じ日に阪神・ダート1400メートルでデビューしたクロリス(牝、父ヘニーヒューズ)は、1馬身差の逃げ切りで白星発進。8日に栗東・坂路で一杯に追われて52秒5―12秒6をマークすると、11日に函館入りした。田村助手は「日曜に乗った時はカッカしていたけど、今日は落ち着いていて乗りやすかった。軽いところも走るし、スピードに乗せたらビュッと行きそう。背中もいい」と感触の良さを伝える。

 芝経験がない点はポイントになるが、同助手は「芝でも良さそうだし、馬場が荒れてきた洋芝もちょうどいいと思う」と、こちらも最終週の馬場を歓迎していた。

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