バレーボール▽男子ネーションズリーグ(NL) 1次リーグ第3週大阪大会 前日公式練習(14日、Asueアリーナ大阪)

 1次リーグ(L)大阪大会は15日に開幕する。無傷8連勝で首位を走る日本は強豪・イタリアと今季初の国内での公式戦に臨む。

試合前日の14日は、本番会場で練習に臨み、冒頭30分が報道陣に公開された。アウトサイドヒッター(OH)石川祐希主将(ジラート)は「ホームでできることは非常に楽しみ。結果的には連勝できているけど、そこは切り捨てて。1試合、1試合自分たちのバレーボールを続けることが大事」と気を引き締めた。

 今季はイタリアセリエAのペルージャで過ごし、右膝のけがもあってシーズン終盤はプレータイムを持てなかった。6月のNLから試合勘を戻しながら、状態を徐々に上げている。第2週にフルセット3連戦の最後、五輪連覇のフランスを破り、石川自身もチーム最多27得点。「2週目の最後の方は少し戻ってきたかなというところ。もう少し上がるかな。でも今、全快にする必要はないと思っている。9月のアジア選手権やファイナルラウンドに向けてもっといい状態にしていけたら」と冷静に語った。

 この日、練習の冒頭では主に対角を組むOH高橋藍(ルブリン)と対人を行い、笑顔も交えながら本番会場の感触を確かめた。

サーブ練習では2人でサーブレシーブに入り、間の球は声を掛け合った。藍は8連勝の中で個人で総得点が全体3位の159点と好調。サーブ、サーブ以外のレシーブ、サーブレシーブと攻守の各部門で上位につけ、チームを引き上げている。石川も「彼は今まで僕が見てきた中でも、一番コンディションもパフォーマンスも高いので、非常に助けられている」。頼もしい存在だと明かした。

 28年ロサンゼルス五輪開幕までちょうど2年。今季最大の目標は9月のアジア選手権で優勝し、五輪切符を最短でつかむこと。残りの約2年で五輪本番に注力出来るよう、重要な一番。「成長し続けるしかない。五輪に関してもその場が来なければ、雰囲気も違うので、その準備だけはしていきたい。それを考える以前に9月にアジア選手権。そこで五輪の切符を取ることが今やるべきこと、今はそこしか見ていない」と石川。

8連勝の勢いそのままホームを熱狂に包む。

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本は中国、フランス、大阪で1次Lを戦い、成績上位7チームと開催国(中国・寧波)の計8チームが決勝大会に進む。

編集部おすすめ