第108回全国高校野球選手権神奈川大会はあす16日、4回戦16試合が行われる。サーティーフォー保土ケ谷球場では朝9時から横浜と東海大相模が対戦。

東海大相模元監督の村中秀人氏が、県5季連続優勝中のライバルにノーシードから挑む母校を激励した。

 昨夏の決勝カードが早くも4回戦で再現する。大会屈指の好カードに「(会場の)保土ケ谷満員間違いなし」「4回戦は早すぎる」とさまざまな声が集まっているが、村中氏は「いつかは当たる、それなら(体力もある)早い方がいいのでは」と冷静に状況を見据える。公式戦で横浜と戦うのは、昨秋の準決勝(6●11)以来。前評判は今季県大会負けなしの横浜が有利とみる声が多いが、「夏の試合はわからない。相模と横浜、という2校が戦うことは特別」と言葉を強めた。

 村中氏は現在は東海大甲府の総監督としてチームを見る一方、付属校コーチングアドバイザーとして各校を見守る。開幕前には相模を訪問し、かつて自らが指揮を執ったグラウンドで教え子でもある原俊介監督、和泉淳一部長を激励した。

 練習試合を見た村中氏は「投手陣だけでなく守備などしっかり仕上がっている」と印象を話すと、「受け身になることなく初回から全力で。心は熱く、頭はクールに、相模らしい試合を見せてほしい」と期待を寄せた。この日は同校の中出光政校長もグラウンドを訪れ「応援してくれる人たちのことを忘れずに、全員野球で臨んでほしい」と呼びかけた。

 相模で5年目の夏を迎えた原監督は「さまざまな場面を想定したきめ細かい練習をしてきた。

受け身になることなく、1勝を重ねるだけ」と2年ぶりの頂点を見据える。相模がノーシードで神奈川大会に挑むのは27年ぶり。最大のライバルに勝利して、一気に夏の頂点へと加速できるか。(大津 紀子)

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