◆第108回全国高校野球神奈川大会▽4回戦 慶応12―5横浜栄=7回コールド=(16日・平塚)

 2023年に甲子園優勝して以来の頂点を狙う慶応は、7回コールドで4回戦を突破した。

 初回、背番号1の二刀流・湯本琢心(2年)の右前打を口火に3点先制。

しかし、先発の大村哲誠投手(3年)がその裏、2死から3連続四球でピンチを招き、2連打を浴びて追いつかれると、2回には勝ち越し点を献上した。だが、1点ビハインドで迎えた3回、打線が爆発。打者12人の猛攻で一挙6点を奪い突き放すと、その後も攻撃の手を緩めず、12―5の7回コールド勝ちを収めた。

 3年前の夏の甲子園Vを見て慶応入りを決めた4番・大棒琉雅外野手(3年)が、2安打を放って打線をけん引。森林貴彦監督は「彼らもそれ(夏V)を再現するつもりで頑張ってくれている。少しでも近づけたらいいと思うし、その手助けをしていきたい」と、3年前の日本一を追う選手を後押しする。この日の打線にも「前の試合よりは良くなってきた。凡打の質自体も上がってきた」と手応えを口にし、さらなる状態の上昇を期待した。

 順当に勝ち上がれば、準決勝では大棒がU15日本代表でチームメートだった池田聖摩選手(3年)を擁する横浜との対戦が実現する可能性がある。「高校に入ってから一度も横浜と戦っていない。『今度こそ戦おう』とLINEでやり取りしていたので、戦いたい気持ちはある」。3年前に憧れた日本一への道のりで、盟友との再会を心待ちにした。

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