◆第108回全国高校野球大阪大会▽3回戦 大阪桐蔭13―4北野=7回コールド=(18日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 今春センバツの覇者で甲子園春夏通算10度の優勝を誇る大阪桐蔭が北野をコールドで下し、4回戦進出を決めた。

 劣勢の展開にも動じなかった。

先制した直後の2回。先発を任された古田龍駕(りょうが・2年)投手が2点を失った。続く3回にも2失点で3点を追う展開に。まさかの状況にも先制打を放った4番・指名打者の谷渕瑛仁(3年)は冷静だった。「予想はしていなかったが自分たちの打撃に自信を持って練習してきたので焦りはなかった」と振り返った。

 3点を追う3回1死三塁。頼れる4番の左前適時打で反撃ののろしをあげると大阪桐蔭打線が大爆発した。3回から4イニング連続得点。驚異の17安打で計13得点を奪った。「これを調子がいいと捉えるのではなく向上を怠らないことを課題にしている」と谷渕。3打数3安打3打点のバットに慢心はない。

 コンディション不良により開幕直前の登録変更で外れた春の甲子園Vの立役者・川本晴大投手(2年)の代わりに登録された古田は3回6安打4失点の苦しい投球となった。

西谷浩一監督は「練習試合は試合を作ってくれていた。本人は反省になると思うがいい経験になった」と今後に期待を寄せた。

 4回戦以降の組み合わせ抽選会が17日に行われ、決勝までの対戦カードが決定した。大阪桐蔭は春夏通算15度の甲子園出場を誇り、この日の第1試合でサヨナラ勝利を飾った履正社とは決勝戦まで顔を合わせない。19日の4回戦は大阪立命館と対戦する。酷暑の中での連戦に指揮官は「みんなでやるしかない。全力で明日に挑みたい」と気を引き締めた。

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