◆第108回全国高校野球東東京大会▽5回戦 目黒日大5―4成立学園=延長12回タイブレーク=(19日・大田スタジアム)

 目黒日大が延長12回タイブレークの激闘の末、5―4で成立学園を下し、初の8強進出を果たした。

 3戦連続の完封勝利で初めてベスト16までコマを進めてきた目黒日大は、初回、先頭から4連続長短打で3点を先制。

しかし、2回に2点を返され、今夏28イニング目にしてチーム初失点を喫した。4―3の9回には、2死走者なしから2者連続三塁打で同点に追いつかれ、無死一、二塁で始まるタイブレークに突入した。

 試合が決まったのは12回。1死一、二塁で下山賢太郎外野手(2年)の右前安打に失策が絡み、1点を勝ち越し。これが決勝点となり、2戦連続でタイブレークを制し、準々決勝への切符をつかんだ。

 12日の上野学園戦ではノーヒットノーランを達成した先発の片平達丈(たつひろ)投手(3年)は3回3安打2四球2失点で降板し、リリーフに後を託した。「崩れてしまって悔しい。自分のミスや四球で流れを作りきれなかったのが反省点」。今大会自身16イニング目にして初失点となったが「投手陣全員で『そういうのは気にしないでいこう』と。最初に3点もらって余裕のある中で投げられたのでそこまで焦ることはなかった」と話した。課題は制球面。23日の準々決勝・東亜学園戦に向け、立て直していく。

 「こんな勝ち方ができて、本当に子供たちの成長を感じている」と木川卓見監督(37)。次戦から神宮球場で戦うことに「ずっと神宮でやりたかった」と笑顔を見せた。片平も「神宮はチーム自体初めて。みんな緊張すると思うけど、一戦一戦やることを今までと変えずに、勝ちにこだわりたい」と意気込んだ。勢いそのままに目黒日大ナインが東東京大会を駆け上がる。

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