◆米大リーグ ブルージェイズ0―3ホワイトソックス(19日、カナダ·トロント=ロジャーズセンター)
注目の日本人ルーキーが激突した後半戦開幕カード最終第3戦。球宴初出場でホームランダービーにも参加したホワイトソックスの村上宗隆内野手と、2018年の大谷翔平投手(エンゼルス)を超える日本人ルーキー史上最多の23号アーチに期待がかかるブルージェイズ·岡本和真内野手との対決は、惜しくも両者無安打に終わった。
村上は3打数無安打1四球1三振。岡本は4打数無安打2三振。打率は奇しくも2割3分1厘でぴったり同じとなった。1勝1敗で迎えた同カード最終戦はホ軍が3−0で完封勝ち。今カードを勝ち越した。
5年ぶりの前半戦首位ターン(50勝45敗)を果たしたホ軍の勢いが止まらない。昨年のア·リーグ王者に2勝1敗で勝ち越し。後半戦開幕カードで貯金を1つ増やし、ア·リーグ中地区首位の地位をガッチリ固めた。村上と共に球宴出場を果たしたホ軍の3年目のバルガスは、過去2年との違いを語る。
「このグループはすごく仲がいい。いつも皆一緒に過ごして結束しているんだ。去年までと比べると大きな違いがあるね。
潜在力がありながら、若く未完成だったチームに転機をもたらした存在、それが、村上だったとバルガスは言う。「彼は模範的な選手。彼の試合前の準備だったり、トレーニングを見ていると、自分自身と自分の体を毎日ベストの状態で保つために全てを捧げているのがわかる。それでいて、いつもおもしろいんだ。だから、ずっとこの感じをキープして欲しい」
バルガスは、言葉の違いもあった村上と打ち解けたきっかけを明かす。オープン戦の試合前練習。お世辞にも俊足とは言えない村上が「競争しよう」とランニング勝負を挑んできた。「最初は僕が勝って、次に彼が勝って、それから、何度か競争したんだ。それからだね、彼と話すようになったのは。でも、それ以後1度も負けてないよ」
共にオールスター戦にも選ばれフィラデルフィアで競演。最近は「2番·村上」「3番·バルガス」が打線に定着し、ホ軍の左・右パンチが打撃を牽引している。
この日の村上は、8回に強い当たりのライナーを放つが、惜しくも左直に倒れ、後半戦初の無安打だった。山火事による大気汚染で2試合ドームの屋根が閉まったが、この日は屋根がオープン。6回2死、クレメントの一邪飛かと思われたファウル球を追った際には、強い日差しでボールを見失った。右手にサングラスを持った村上は、グラブで顔を覆いながら追いかけたが、捕球できず。クレメントは四球で出塁したが、続くルークスが中飛に倒れ、失点に結びつかなかったのは幸いだった。
「シリーズに勝ち越せて良かった。後半戦のいいスタートが切れた」とベナブル監督。ア·リーグ王者を倒し、ホ軍がさらに加速する。










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