◆第108回全国高校野球和歌山大会▽準々決勝 智弁和歌山2―0市和歌山(22日・紀三井寺公園野球場)
最速151キロでプロ注目の市和歌山・丹羽涼介投手(3年)が智弁和歌山戦で好投。敗れはしたものの、紀州の怪腕ぶりを発揮した。
春以降、フォームを崩し140キロも出なくなるなど苦しんだが、「(智弁和歌山戦に)合わせてやってきた」と4回2死まで無安打投球で最速は150キロをマーク。スライダー、カットボールを交え、強打の智弁和歌山に立ちふさがった。「(相手は)速い球が得意なのでストレートを抜いて投げたりしました」と工夫も生きた。
8回に死球と暴投で招いた無死三塁で犠飛を浴び失点。9回には3連続長短打で1点を失うも140キロ台後半を連発。「悔しいけれど、全部出し切ったので悔いはない」。涙はなし。号泣するナインの肩を抱いて慰めた。
視察した巨人・岸スカウトは「今年見た中で一番良かった。大一番で自分の力を出せるのも魅力です」と評価。美容師への憧れもあり「思うような投球ができたらプロに挑戦したい」とと悩んできたが、この日は「(プロか美容師か比重は)プロ寄りです。誰でも行ける場所ではないので…。
◆丹羽 涼介(にわ・りょうすけ)2009年2月10日、和歌山県生まれ。17歳。小学1年で名草少年野球団で野球を始める。明和中では紀州ボーイズに所属し、3年の春季全国大会準優勝。市和歌山に進学し1年春からベンチ入り。2年のセンバツに出場。2年秋から1番を背負う。ヒップホップが大好き。184センチ、77キロ。右投右打。










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