第108回全国高校野球選手権静岡大会決勝が27日、しずてつスタジアム草薙で午前10時にプレーボールする。連覇を狙う聖隷クリストファーと8年ぶりVを目指す常葉大静岡が甲子園の切符をかけて激突。
相手にとって不足はない。昨夏の県王者・聖隷クリストファーの大島主将が、昨春のセンバツ出場校・常葉大菊川との頂上決戦に向けて準備を整えた。約3時間の全体練習を終えた切り込み隊長は「楽しみたい。負けるつもりもないし、勝つ気しかしない」と自信をみなぎらせた。
攻守のキーマンだ。昨年は二塁手として甲子園に出場したが、今春の大会後、遊撃手に転向。「二塁では待って取れば良かったけど、ショートは緩い打球は前にいかないといけない。でも、肩には自信があります」。打っては、1番でチームの先陣を切る。今大会はここまでの5試合で20打数6安打と3割をマークするが、「状態は決して、よくない」と不満を口にした。
前日の準決勝・磐田東戦では、3打数無安打1四球に終わった。田中公隆監督(52)も「走者が出ると、当てにいくような打撃になっていた。もっと思い切って打てばいい」と、この日のフリー打撃中に身ぶり手ぶりアドバイスを送った。Aチームの全体練習が終わった後もB組のフリー打撃に参加。「少しでも不安を消したかった。低いライナーを打つことを意識した」。大一番を前に納得いくまで打席に入った。
同級生の150キロ左腕・高部陸(3年)と迎える最後の夏。「後ろから見ていても、安心感を与えてくれる」と、信頼を寄せている。練習中には、三塁ベンチ裏のモニターで準決勝の菊川と加藤学園戦の試合を流し、相手のイメージを膨らませた。「勝ってもう一度、甲子園に行きたい」。主将がエースを援護して連覇を成し遂げる。










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