◆全国高校総体サッカー▽2回戦 静岡学園8―0大分(26日・Jヴィレッジスタジアム)

 2回戦が行われ、この日が初戦の静岡学園が大量得点を挙げて、大分を8―0で下した。FW坂本健悟(3年)が高校の公式戦では初となるハットトリックを達成。

圧勝発進したチームは28日の3回戦で鹿島学園(茨城)と対戦する。

 大型ストライカー坂本が静学を勢いづけた。前半20分、184センチの高さを生かし、左からのクロスに頭を合わせて先制点。2分後にもクロスに足を合わせて、大分を突き放した。

 前半17分にシュートを放った際にMF足立羽琉(はる)主将(3年)が右足首を痛めて担架で退場した。チームのまとめ役を失い、「みんな動揺したと思う」と川口修監督(53)。アクシデントの直後、代わって左腕にキャプテンマークを巻いた副将の坂本が大きな一撃。「流れを呼ぶことができた」とうなずいた。

 公式戦の得点は、5月の県総体3回戦(対清水桜が丘)以来。続く準々決勝での接触プレーで脳しんとうを起こし、その後は先発を外れていた。そんなエースが全国の舞台で復活のゴール。後半12分にもネットを揺らして「高校でのハットは初めてです」と苦笑した。

 MF松永悠輝(3年)が今大会直前に膝を痛めて離脱。この日の足立の負傷で、中盤の大黒柱2人を欠くことになった。だが、途中出場の安永龍生や長坂健太(ともに3年)らが得点し、層の厚さを見せつけた。坂本は「チームをまとめて日本一を取る」と快進撃を宣言した。(里見 祐司)

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