◆米大リーグ フィリーズ4―10ナショナルズ=延長11回=(5日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 元巨人のナショナルズ・マイコラス投手が、敵地・フィリーズ戦で野手顔負けのスクイズを成功させた。

 延長11回、2点を勝ち越しなおも無死三塁。

代打で登場すると3球目、内寄りの直球系の球をスクイズ。前進してきた一塁手がゴロを捕球し、本塁へ送ったが三塁走者がヘッドスライディングで生還。リードを3点に広げたばかりか、自らも塁に残った。この完璧なバントにベンチのチームメートは驚きの表情を浮かべながら、お祭り騒ぎに。結局、この回6点を奪ったナショナルズが延長戦を制した。

 試合後に地元テレビ局のインタビューに応じたマイコラス。「10回にスパイクを履くように言われて、冗談でもなければ、練習でもないと伝えられた」とし、「もし三塁にランナーがいたらバントすることになるって言われて」と代打起用を伝えられたことを明かした。そしてその際に「まだ打撃練習をしていたころ、バントはほぼ全部成功させていたと思うよ」と胸を張ったことも告白して、自慢げな顔。「僕はね、本当に昔ながらの野球選手なんだ。バントを決めて、ベースを回って、ちょっとだけ投げて、ね」とおどけて見せた。

 マイコラスは2015年から3年間、巨人に在籍。投手として31勝を挙げ、エース級の働きをした一方、打者としても2本塁打をマークし、犠打も10個記録している。

日本時代の経験は確実にメジャーでも生きているようだ。

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