◆米大リーグ レッドソックス―ホワイトソックス(5日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は「5番・DH」、ホワイトソックス・村上宗隆内野手は「2番・一塁」でスタメン入りした。前日第1戦、ホワイトソックスは、2―14の大敗となったが、村上は11試合連続安打&20試合連続出塁は継続中。

試合前にベナブル監督は、右太もも肉離れから復帰後の一塁守備の向上を絶賛。ジャーシェリ守備コーチは英語力アップに太鼓判を押した。

 「あまり経験のない役割で、大きな任務を負っている中、すぐに一塁守備を習得し、成長を続け、好プレーを重ねて、しかも、打席でも試行錯誤しているのは、本当にすごいこと。ムネが特別な選手である理由のひとつ。彼が毎日やっていることは、実にクールです」とベナブル監督。チーム事情から経験豊富な三塁ではなく、ホワイトソックスでは一塁手として70試合に先発(計71試合)、615イニングで失策はわずか3個。守備率・995と安定感をみせている。

 

 「日々、すり合わせをして対話しています。私と彼が同じ認識であることを確認することが大事なので。彼がどんどん一塁守備に慣れてきており、とても満足しています。ケガ(右太ももの肉離れ)から戻って、また感覚を取り戻しました。低い姿勢でアグレッシブに守っており、捕球やベース周りの動きにケガの影響があるとは思いません」と証言するのは、ジャーシェリ守備コーチだ。

 

 さらに同コーチを感嘆させているのが、村上の英語力アップ。この日は、八木通訳なしのマンツーマン指導の際、村上はコーチの言葉にうなずいたかと思えば、自ら質問する場面も。春季キャンプの村上の英語力を「0」とすると、現段階では「6」だと同コーチは言う。「僕だって日本に行けば、最初はゼロからのスタート。でも、彼ほど早く習得できるか分からない。彼は理解し、処理し、その意味をしっかり把握しています。さらなる向上を目指して、右打者がライン際に打った時の位置取りや、内野手からの送球を受けるため、帰塁のタイミングなどに取り組んでいます。本当に覚えが速く、素直に受け入れ、賢明な選手です」と同コーチは、優れた適応力の背景を語った。

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