◆JERAセ・リーグ 広島7―11巨人(6日・マツダスタジアム)

 広島の最高気温は37度。厳しい暑さの中、橋上監督代行は不動の4番を思い切ってスタメンから外した。

相手先発の岡本とは今季の対戦成績が3打数3安打。それでも体調管理を最優先した。「対戦成績は分かっていましたけども、比較的若くて元気な選手を、というのはありました。連戦なので、少しずつ疲労がたまらないように休ませて」。前日5日の浦田に続き休養でベンチスタートとした。

 7回2死満塁、切り札として助っ人を代打起用し、左前に逆転の決勝2点適時打。「試合展開によっては途中からと言ってましたので。本来であれば、ゆっくり休ませられればいいんですけど、しっかり準備してくれたのでありがたいですね」。途中出場での最高の仕事を拍手でたたえた。

 勝ちパターンの中川、田中瑛が2連投中だった。2点リードの7回は堀田を起用。勝ち試合の終盤の登板経験がほとんどない右腕は1回打者3人でピシャリと抑えて14試合連続無失点、防御率0・39となった。

3点リードの8回は田中瑛の今季初の3連投解禁だ。「勝ちの状況のみ、という限定ではありました」。右腕は1失点したがリードを守り、中川を温存できた。休ませる部分と、締めるところは締める采配を柔軟に使い分けた。

 「普段ドーム球場に慣れているチームですから。できるだけ疲労がかたまらないように、少しずつ分散できるといいなという思いで選手のコンディション管理に努めます」。猛暑の広島で臨機応変のマネジメントが光った。(片岡 優帆)

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