◆JERAセ・リーグ 巨人7―3ヤクルト(9日・東京ドーム)

 最高の流れに乗った。巨人・丸佳浩外野手(37)が、ここぞで勝負強さを発揮した。

6回。岡田の適時打で勝ち越し、なお2死一、二塁から小笠原の代打で登場。相手右腕・阪口のスライダーを振り抜いて右中間2点二塁打とし「ダディ(岡田)が打ってくれたので。楽な気持ちで打席に入れた」。6月3日・オリックス戦(東京D)の満塁弾以来、自身2か月ぶりの打点で勝利を大きくたぐり寄せた。

 “予感”が的中した。この日、2軍から同じ左打ちの外野手でもある岡田が初昇格。「朝会った時にやってくれそうな顔をしていた。『行けぃ!』言うて。僕の予感が当たりましたね」。その後輩が目の前で今季初安打&初打点。燃えないはずがなかった。

試合後は一緒にお立ち台へ上がり「ダディも何とか一本欲しかっただろうし、気持ちがすごい分かるので」と喜びを共有した。

 8試合連続の代打出場。1打席に懸ける思いは並大抵のものじゃない。「チームとして日替わりヒーローが出ている。僕も、若い選手も、必死こいてやってます。優勝に向かって頑張っていきたい」。頼れるベテランが首位キープの力になった。(堀内 啓太)

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