◆米マイナーリーグ ビーズ―コメッツ(9日、米ユタ州サウスジョーダン=ザボールパクアットアメリカファーストスクエア)

 エンゼルス菊池雄星投手(35)が9日(日本時間10日)、傘下マイナー3Aの「ソルトレーク・ビーズ」で本拠地のドジャース傘下「オクラホマシティ・コメッツ」戦に背番号「26」のユニホームを着て、珍しく両頬を真っ黒に塗って先発し、4回途中で69球を投げ、6安打4失点、7奪三振で降板した。最速は96・7マイル(約155・6キロ)だった。

 同じくリハビリ登板のドジャースのタイラー・グラスノー投手(32)との投げ合いとなった一戦。1回表は2死で空振り三振を奪うなど、たった7球で3者凡退に抑える好発進を切った。

 1点のリードをもらった2回は、1死から安打と四球を許すなどして2死一、二塁のピンチを迎えると、左中間フェンス直撃の2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。

 3回は1死から二塁への内野安打で走者を背負うと、2死二塁で左翼へ2ランを被弾。それでも3つのアウトはすべて三振で奪い、1回2死から奪ったアウトは7個連続で三振となった。グラスノーは3回途中47球、1安打1失点、2奪三振で降板。雄星は4回に先頭に安打を許し、続く打者を中飛に打ち取ってマウンドを降りた。マイナー3登板での防御率は15・75となった。

 雄星は開幕前には侍ジャパンに選出されてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場。加入2年目となったエンゼルスでも開幕先発ローテ入りしたが、4月29日(同30日)の敵地・ホワイトソックス戦の登板を最後に7登板0勝3敗、防御率5・81で左肩の炎症で負傷者リスト(IL)入りとなり、その後リハビリに専念していた。

 7月30日(同31日)に約3か月ぶりに傘下マイナー1Aで復帰。だが、3回で53球を投げ、3本塁打を浴びるなど6安打6失点(自責4)、5奪三振だった。

2回までは1人の走者も出さないパーフェクト投球を見せていたが、3回に3発を浴びて崩れた。

 中4日で8月4日(同5日)には3Aで登板。マイナーながらサイ・ヤング賞2度でドジャースのブレーク・スネル投手(33)との投げ合ったが、2回途中で57球を投げ、3安打5四球で4失点と大乱調でKOとなった。初回は先頭打者から空振り三振を奪ったが、その後安打と四球に暴投や盗塁も重なって1死一、三塁のピンチを迎えると中前適時打、右翼線への2点適時打でいきなり3点を失った。2回は三ゴロと空振り三振で簡単に2アウトを奪ったが、そこからまさかの4者連続四球。押し出し四球で4点目を与えたところで降板となった。その後代わった投手が2点適時打を浴びて失点は「6」となった。

 マイナーでの登板3試合を終え、早ければ次回登板がメジャーになる可能性もありそうだ。

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