◆第2回中京2歳S・G3(8月30日、中京競馬場・芝1400メートル)1週前追い切り=8月19日、栗東トレセン

 新馬戦を直線で差し切って制したビスケットサンド(牝2歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父マインドユアビスケッツ)は、課題の気性面で大きな進歩を見せている。

 19日は前走でもコンビを組んだ北村友一騎手を背に、栗東・CWコースでエンヴェロップ(3歳1勝クラス)の内を5馬身半追走。

直線半ばで気合をつけられると、素早く反応して6ハロン81秒8―11秒5で併入した。伊藤助手は「友一さんは『落ち着きもあるし、前進気勢もあるし、前よりも明らかに良くなってる』と言ってくれました。反応もすごい良かったですし、理想の1週前の追い切りができました」と順調ぶりにうなずいた。

 デビュー戦(阪神・芝1400メートル)は気性を考慮しての調整だったが、雨が降る稍重の馬場で直線の坂も苦にせず一気に脚を伸ばして突き抜けた。同助手は「精神的にだいぶ落ち着きが出てきました。入厩当初は周り全員が敵という感じで冷や汗をかく場面もありました(笑)。今は調教も苦しいところでもある程度我慢ができるようになってきましたよ」とメンタル面の上積みを感じ取っている。ポケットを叩くと、ビスケットが2つ…。叩いた上積みを力に変え、無傷2連勝で初タイトルをいただく。

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