◆第2回中京2歳S・G3(8月30日、中京競馬場・芝1400メートル)

 前走、稍重で新馬戦(阪神・芝1400メートル)を快勝したビスケットサンド(牝2歳、栗東・佐藤悠太厩舎、父マインドユアビスケッツ)に期待する。レースは道中で馬群の中で折り合うことも経験し、何より最後の直線の坂を苦にせずに上がり最速34秒4の末脚で、1馬身1/4馬身差をつけて突き抜けた。

2、3、4、6着馬は後に勝ち上がりを決めているように、メンバーレベルも悪くなかった。

 マインドユアビスケッツ産駒で気性を考慮しながら調整をされており、初戦も調教面では余裕残しでの勝利だった。しかし、今回は一度使って精神面でも大きく成長しており、上積みが見込める。伊藤助手は「精神的にだいぶ落ち着きが出てきました。入厩当初は冷や汗をかく場面もありました(笑)。今は調教も苦しいところでもある程度我慢ができるようになってきました」と笑みを見せた。

 その効果からか、19日のCWコースでの1週前追い切りも好内容だった。前走でも手綱を執った北村友一騎手が騎乗し、エンヴェロップ(3歳1勝クラス)の内を5馬身半追走。直線で気合をつけられると、素早く反応して6ハロン81秒8―11秒5で併入した。同助手は「友一さんは『落ち着きもあるし、前進気勢もあるし、前よりも明らかに良くなってる』と言ってくれました」と心強いコメント。そして「反応もすごい良かったですし、理想の1週前の追い切りができました」と、順調そのものという様子。登録9頭のうち、中11週と最も出走間隔が空いているだけに、当週追いの脚取りや息遣いにも注目したい。

(松ケ下 純平)

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