第108回全国高校野球選手権大会は22日、甲子園で健大高崎(群馬)と智弁和歌山による決勝が行われる。初の決勝進出を果たした健大高崎は21日、大阪・豊中市内で前日練習を行い、フリー打撃などで調整した。

 相手は2021年以来、5年ぶりの優勝を目指す智弁和歌山。春夏通算4度の甲子園優勝を誇る強豪との一戦を前に、青柳博文監督(54)は「夢のよう。選手たちに感謝の思いでいっぱいです」と、喜びをかみ締めつつも、「力の差がかなりあるので、粘り強く戦う。ひとつのきっかけで勝機を見いだして、1点差でも勝ちたい」と、闘志を燃やした。

 相手の印象については「攻撃力、守備力の全てが上。いろいろな(タイプの)投手がいて、それぞれのレベルが高いので、簡単には点は取れない。正直、点を取られすぎたら勝負にならないと思う」と、準決勝で最速157キロを誇る今秋ドラフト1位候補右腕・織田翔希(3年)擁する横浜(神奈川)を下した相手に最大級の警戒を示した。

 健大高崎は5試合で失点はわずか2。計6投手が登板するなど豊富な投手陣による継投が光り、1大会で3度の「1―0勝利」という春夏通じて甲子園史上初の快挙を達成した。決勝での投手起用についても「完投は難しいと思う。行けるところまで行って、スイッチする」とし、理想の試合展開については「なるべくロースコア。1点差で勝つ試合展開が望ましい。

厳しい試合をなんとか勝ちきる試合を見せないと、今年は勝てない」と、語った。

 センバツは24年に初優勝を果たしているが、夏は初の決勝進出。初優勝のかかる決勝戦は午前10時プレーボール予定だ。

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